【レイラインツアー2023】を終えて
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
成功
島根県の出雲大社から千葉県の玉前神社まで、11120kmに及ぶ自転車旅のゴールと、この間集めた7箇所の神社大麻+神宮大麻の8枚を春分の朝陽にかざす儀式。これをもってレイラインツアー2023は成功した。
日の出の始まる5:42には曇りだった空も、大国主命を主祭神とする大神山神社・出雲大社の日出時間帯から見事な御来光を魅せてくれた。
雲の切れ間からの天使の梯子・東浪見海岸に映る黄金色のさざ波・鳥居の上に浮かぶ早朝の虹…etc。他にも勾玉屋一切氏ご夫妻のおかげもあって、まるで奇跡的なギフトと合わせて無事これらを終えることが出来た。
その後、セントラルホールディングス代表取締役社長《渡邉剛俊》氏が催して下さった、赤坂ニューオータニ《大観苑》での中華パーティの会場へと、navigazione店主《ゆうすけ》の運転するキャラバンを飛ばす。ベンツやフェラーリといった高級車が並ぶ前を通り過ぎて、誘導された業者用のパーキング。そこに停めてエントランスへと向かうと、日頃接した事のない煌びやかな人々で溢れかえっていた。美しい女性、品の良い男性。思わずキョロキョロと見渡してしまうその場所は、まるで龍宮城のようだった。
赤坂ニューオータニとWBC
そこは、無精髭のままの真っ黒に日焼けしたウインドブレーカー姿の場違いな異物をも、けれど優しく出迎えてくれた。
僕は慌てて1人エレベーターで16階へと向かう。ギリギリの時刻の到着ゆえ、主催者はヤキモキとお待ちかも知らないから。会場の個室へ着いたタイミングは、ちょうどWBC準決勝9回裏の勝負所で、渡邉ファミリーもタブレットの小さな画面に釘付けになっていた。先回りして『開宴は遅らせて野球の結末を見守りましょう』とLINEしていたので、その様子にホッとした。
考えてみればこの方々との縁も、この日、日本代表の5番打者を務める《村上宗隆》選手のおかげだ(この説明は【GWの宗】という*記事に譲ろう)。
そこへ医療法人ODC理事長《橋村吾郎》氏をはじめ、そぞろに集まった*クラファンメンバーやサポートメンバーの錚々たる面々が会場へと集う。互いに簡単な自己紹介をして着座して貰い、テーブルの端に小さなTV画面を移動すると皆が釘付けとなった。
大谷選手のヒットに続き、フォアボールで一打逆転のランナーが出塁。この大舞台の打席に立ったのは村上《宗》隆選手だった。僕は『打ちますよ』と言った。すると彼らしさを取り戻した一振り。ホームラン級の軌道はサヨナラツーベースヒットとなった。宴のボルテージはさらに上がった。これもレイラインツアーのご利益?!。状況を思えば《奇跡》だ、と思った。結果如何で宴の雰囲気は明らかに異なっただろうから。
8枚のお札
儀式に来れなかった渡邉剛俊氏・渡邉愛璃氏と渡辺洋氏(橋村吾郎氏が代行)にお札を手渡す事が出来た。この時の拍手でもって、この2ヶ月ほどの間のLINEでのやり取り以外一度も顔合わせをしたことのない方々が、レイラインツアーという一本の線で繋がった、と感じた。
まるで僕等が走って繋いだパワースポットのように。この場に来れなかった方々にもきっと伝わったと思う。それはこのパーティーによって、さらに強固な《絆》となった気がする。人と人とを繋ぐ場として食事や宴は必要不可欠なものだ。どんな状況にあってもこれを無くしてはいけない。
二つの言葉
…2022年初頭。まだまだ蔓延防止や緊急事態の行動制限があった頃で、その閉塞感に辟易して動き始めたのが【チャリ鉄の旅〜千葉県編】。レイラインツアーを思いついたのも、その時立ち寄った玉前神社がきっかけだ。
そんなコロナ禍での飲食店や宿泊業が大変な思いをした営業自粛もようやく明け、GW期間の蕎麦宗も大繁忙だった。その際、1時間待ちにて入店下さった渡邉剛俊氏の
『これがあるべき姿です』
という言葉に、僕は武者震いを隠せなかった。一流の経営者の言葉の重みを感じたからだ。
また、2023年1月に来店して下さった(株)舞花代表取締役社長《尾池善彦》氏は、
『若い頃に置き去りにした小さな約束も、いま一度果たしたい』
と言葉を紡ぎ、そんな熱いハートを想い出す刺激を僕の《レイライツアーへの挑戦》から受け取ったと、その場でクラファンしてくれた。そして、
『宗さんはもっと前に表に出た方が良い』
と背中を押してくれたのだった。。そこから《神戸さえ》氏の務める【FMおだわらへのラジオ初出演】や《渡邉愛璃》氏が用意してくれた【3度目のラジオ出演・BAY FM78】に繋がるのだから、人との縁は面白いもの。
循環のエネルギー
…同様に、
『僕が動く。
こいつも動く。
あいつも動いた。
気持ちが動く。
また誰かが動いた。
心が動く。
金も動く。
人が動く。
あなたも動く。
…やがて、皆の御魂が動く。』
僕はレイラインという真っ直ぐな陽光の*キューに突かれた、盤面の最初の白い球に過ぎない。それは連鎖して次の球=魂を突き、繰り返され、やがて大きなエネルギーを産むのだろう。
今回の挑戦を実走やサポート・応援・支援して下さった方々は、僕とは比類できない大きな組織を束ね、僕以上のパワーと、さらに多くの人々との関わりを持っている。彼等があの朝陽のような、つまりアマテラス情熱をもって動いたならば、きっと社会は舵を切る。
そして、今こうして読んでくれている《あなた》が動いたならば、社会はあるべき方向へ大きく変わってゆく筈だ。
このコロナ禍の3年間、為政者や権力、メディア、そしてそれに追随した民衆、ひいては
《社会の示す道は間違えていた》
と僕は思っている。
これをポジティブに捉えて逆説的に言えば、
《社会のあるべき姿》
を今一度、炙り出してくれたのだと思う。
老いや死に対する不安への配慮は忘れてはならないが、それ以上に生命のみなぎる若き者たちの活動を優先させよう。塞ぎ込んでひと所に留まるのではなく、動いて互いに関わり合って集い、大きなエネルギーの循環を作ろう。失敗を恐れずに、新たな挑戦や冒険を讃えよう。
そうやって《楽しさ》を創り、《喜び》を求める日々の暮らしの中にこそ、人間としての理想郷があるはずだ。《生きる》とはそういう事、と思う。
確かに『走ったから、だからなんだ』という向きもある。それでも僕は【祈りの御来光道】という大義名分を掲げて走ることにした。
『僕に何が出来るのだろう?!』
と、そう考えて皆の代わりに背負い走ることにした
仰々しいけれど、レイラインツアーはただの自転車旅ではない。また再び閉塞してしまうかもしれないこの国を憂い、皆の安寧とポジティブな行動を望み、楽しさや喜びを創造するための、祈りを捧げる旅だ。
その旅路には、その通りに《楽しめた》自分がいる。存分に《楽しんでくれた》皆んながいる。一緒に走った仲間や、興奮して応援してくれる方々の笑顔。たまたま出会った旅人、道すがら助けてくれた人達、このnoteを読んでくれたあなたと、ここに集てくれた皆んなの熱い想いと絆。
レイラインツアー2023は、沢山の方々のおかげで大成功と言っていい。
レイラインツアー2024
さて…
2024年の秋分の日、出雲大社をゴールとしてレイラインツアーの復路に挑戦します。今度は出雲・稲佐の浜に沈む夕陽に、また8枚のお札を掲げようと思います。
その時、平穏を取り戻した今の世情が続いているのかどうかは分からない。仮にまた鬱屈としていたとしても、それでも僕は必ず走ります。
そしてきっと、今回以上に大勢の方々が一緒に走り、あの笑顔で見守ってくれるのだと信じて疑いません。
では、ガンバラナシませう。
*キュー…ビリヤードで球を突く棒のこと
*クラファンメンバーやサポートメンバー
A クラファンメンバー
①橋村吾郎(医療法人ODC・理事長)
②尾池善彦(株式会社舞花・代表取締役社長)
③渡邉剛俊(株式会社セントラルホールディングス・代表取締役社長)
④渡邉愛璃(株式会社スーリール.ド.シュシュ・取締役)*御朱印代行
⑤神戸さえ(アトリエ ヴァイツェン サエ店主)
⑥寺井 剛(株式会社東商会代表取締役社長)
⑦渡辺洋(株式会社渡正配管工業代表取締役社長)*ランボルギーニ×サーベロ提供
⑧三浦尋一(株式会社ウェイサス代表取締役)*神宮大麻
B 全区間参加
①手塚博文
②矢部周作
C 一区間参加
①石井俊也(4日目・竹生島神社)
②大岳誠 (5日目・富士浅間大社*クルマサポート)
③早野昌史(6日目・寒川神社)
④小中秀子(7日目・玉前神社)
⑤橋村吾郎(7日目・玉前神社)
⑥山川佑介(7日目・玉前神社*クルマサポート)
⑦新川敦子(7日目・玉前神社*クルマサポート)
D ご支援
①望月和夫 金一封
②勾玉屋一切 精麻紐ミサンガ・出雲勾玉・他
③日響娃 大国主命言霊・他
④小中秀子 出雲勾玉
⑤神戸さえ 日本橋小網神社龍神数珠
⑥有川いづみ 伊勢神宮御守り
⑦出口ひとみ 星むすびセット
⑧鈴木小夜子 金一封
E 応援
①川野一義 出張スポーツ整体施術・龍神数珠他
②高田健太郎 オートバイ応援
③佐久間基成 沿道応援
オートショップヒライ(小田原)さんをはじめ、多くの方々が様々な形でご支援・応援・ご協力下さいました。ありがとうございました。
#この春チャレンジしたいこと #レイラインツアー #挑戦 #レイライン #自転車の旅 #チャレンジ精神 #商売繁盛
#出雲大社 #大神山神社 #元伊勢皇大神社 #琵琶湖 #竹生島神社 #富士山 #富士浅間大社 #寒川神社 #日本橋 #玉前神社