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にわか庭師再び
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
少し前に【にわか庭師】という記事を書いた。
蕎麦宗の定休日の金曜日だけが週に1日のお休みなので、めいいっぱい遊べる日はそこしかない。そこへきて野暮用雑用色々と仕事が忙しく、オマケに〆切まである事なのでちょっと時間に余裕がなく、気ばかりが急(せ)いている。そんなタイミングに親父からまた庭木の剪定を頼まれた。
にわかな庭師を遊びっこに暇に任せてやるのは良いとしても、気が進まない時にやらねばならぬ、となるとなんとも仕事のようで嫌になる。
『昨今の地方の住宅のように、田んぼの真ん中の広い敷地に住んでおきながら、手間を嫌ってコンクリートで固めるのは馬鹿げてる。「ならば市街地のマンションに住みたまえ、くだらぬ戸建持ち家信仰なぞ早く捨ててしましまえ』
なぞと、どこぞの建築家のような事を吐き捨てていた理想家も、『メンドクサイ』の一言で現実家へ早戻り。何かと大変だし、お金もかかるし、虫はいるし…と庭に草木を植えたく無い方々の気持ちは重々承知している。それでも緑の大切さを説きたくなる理想家の想いの丈は、そのうちまた書くとしよう。
どちらも本音だから致し方ない。でも、槙の木一本だけの剪定だというので小一時間も掛からなかろう、パソコン画面ばかり見ているのも疲れるので、気分転換に【にわか庭師再び】。
億劫だった手伝いも、小脇に刈り鋏を抱えて梯子(ハシゴ)に登れば楽しくなるのだから不思議なものだ。プロから見たら笑われる出来かも知れないけれど、ほどほど満足して終了。親父も老眼で鋏がズレるとか梯子の上には登れないとか、歳をとる程に庭の手入れが難儀になっているよう。色々と手立ても方法の用意はあるものの、それらを考慮すると庭木もいかがなモノなのか?と、理想と現実の狭間で揺れる想いを重ねながら、色のとぼけた常緑樹と、すっかり葉を落とした冬木立を眺めた向こうには、透き通った青い空が光っていた。
さて、ガンバラナシませう。
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