ドゥカティとフットワーク
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
【信号待ちのドゥカティ】という記事をupしたその朝、僕は【フットワーク】という記事を書いていた。読まれてない方はこの二つのリンク↓を先にぜひ!
陶山君達バスケットマンのフットワークの軽さは、すべてのことに通じるなぁって思ってたら文章が浮かんできたので、帰宅したら書くつもりでいたが、それこそフットワーク、思いたったら出来るだけ早い方がいい。で、朝食後にせかせかと下書き程度に15分ほど執筆してから出勤した。
11:30に営業が始まってすぐ、常連さんが友人を連れて来てくれた。その時開けた扉の向こうに、甲高いエンジン音と共に真紅の大型オートバイが止まった。皆、そちらに視線が釘付けになる。
『あれ、ドゥカティじゃない!』
何と今朝ブログ記事に上げた【信号待ちのドゥカティ】ではないか。思わず上がる感嘆の声。まるでスターにように迎え入れられてしまったその方、やはり先日のご紳士で、一週間足らずの今日、わざわざ蕎麦を食べに埼玉から来てくださったのだ。
『凄いフットワークですね』
『いやぁ、伊豆は好きなんで冬の定番コースなんですよ』
とその方はうそぶく。というのも、
『今回、蕎麦宗さんにお土産あるんですよ』
と、バイクの荷物入れから持って来たのがイタリアAGVのヘルメットとバイクブーツ、それにドゥカティのキャップ。
『マジッすか、もらっていいんですか、これ!!』
興奮は収まるどころかさらにヒートアップした。何と教習を始めたばかりという話やドカ乗りになりたいという事に共感して、自分の使っていないグッズを下さるというのだ。
『ホントは蕎麦食べた後、西伊豆あたりを走りに行きたいんだけど、クラッチ滑っちゃって、戻って修理に出さないと…』
出たよ、イタリア車。クルマでもオートバイでも同じか。ってことはつまり、僕にこれらを手渡すために、わざわざ高速飛ばして来てくれたということになる。いやぁ〜実に有り難い。色々お話も伺い、そしてドゥカティにも跨らせて貰った。これはますます*ドカ乗りにならなくては。そしていつの日かその方とも一緒に走りたい。楽しみがまた増えた。
ライダーのフットワークの軽さもバスケットマン達と同様だ。躊躇なくパッと動く方々は、こうやって幸運を配り、拾いつつ、人生で一番の豊かさ、つまり人との繋がりを創ってゆくのだろう。見習いたいものである。
さて、ガンバラナシませう!
*ドカ乗り…ドゥカティに乗っているライダー
#フットワークの軽さ #人生の豊かさ #オートバイ文化 #貰える人になる
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