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手放す…《片付け》と《しがらみ》
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
このところ休みの度に片付け・断捨離に精を出している。
以前【断捨離と旅の荷物】に書いたように、片付けは得意なので基本散らかってはいない。
しかしながら、いくら【断捨離神】だとしても、暮らしや考え方の変化によって不要なモノは出てくる。
ずっとシンプルライフをして来たからか、人生という旅の荷物はすこぶる少ない。CLUB SOBASOの活動で増えたモノも、まるで取り上げられるかのように無くなった。【哀しみにさよなら】に書いたように亡き妻との生活のモノもほぼ手放せた。しかし、とある人(人間ではない)から忠告を受ける。
『まだまだ沢山あります…次に進むためには可能な限り身軽にしておいた方がよろしいですね』
はて、まだあるのか!。部屋を見渡して考える。細々としたものもほぼ全て片付けた。そしてはたと気づく。
『片付けるべきモノは、物に限らない。考え方や思い出や人間関係、つまり《しがらみ》もだ!』
とは言え、その全てを《まっさら》にしたらそれはもう人間じゃなくなる。
『ハヤク、ニンゲン、ヤメタラ!』
と別の人(ヒカリの存在=これも人間じゃない)が言う。ちょっとウケる。でも、さすがにそうはいかない。だとしたらどうするべきか。しばし考えて、愛守花さんとのLINEのやりとりから言葉になった。
『最小限にする、大事やね』
おそらく《しがらみ》は、一番手放すべき厄介なもの。とはいえ人間は産まれてすぐにしがらみが発生する。親子・兄弟、親戚、友人・知人…。《しがらみ》を身につけながら生きるし、《しがらみ》によって安心するものでもある。
だから、本当に《しがらみ》を完全に無くすとしたら、ヒカリが言うように人間を辞めるしかない。しかしそれは不可能だ。だから気づかないようにフタをする。でも《しがらみ》の断捨離は重要だ。で、《最小限にする》を目標にしたら
『それだと気楽に出来そうだね!』
と、心が軽くなった。
さあ、引き続き片付け・断捨離を続けよう。やがて、それぞれの人が生まれてきた目的を掴み、潜在的な力を発揮して、自分自身のための人生を送ることが出来るに違いない。
皆、誰しもが生きる上でのお役目つまり《使命》があり、それがどのようなことなのか?!は人それぞれ。僕にはどんな未来が待っているのだろう。ワクワクしながら、目の前の《片付け》と《しがらみ》に向き合っている。
さて、ガンバラナシませう。
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