
月面着陸のロマン
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
《♬僕らの生まれてくる ずっとずっと前にはもう アポロ11号は月へ行ったっていうのに…》
とは、1998年発売のポルノグラフティのデビュー曲。そして、実際のアポロ11号の月面着陸は1969年で、すでに54年という歳月が流れている(2023年現在)。
当時、あのTV映像を見た時に
『月にはウサギがいて餅をついているとか、そういうおとぎ噺が本当に《ウソ》になったことに、夢もロマンも失くしたよ』
と言ったのは父親。1944年生まれだから、当時は25歳。
しかしながら、その父が79歳にもなるというのに、あれからただの一度も月面着陸を達成してない。はて、どうしてなんだろう?。と、何気ない疑問が浮かんだのは、日本のロケット実験の失敗が続いたとか、月面探査用車の開発への取り組みが始まったと、眼や耳に残ったニュースゆえ。
僕(1972年生)が生まれてこの方ですら、様々な分野での技術革新は凄まじく、パソコンやスマホがこれほど一般的になることや、リニアモーターカーが走るだなんて、子供の頃からしたら夢のまた夢な未来予想図。あっけなくそれら夢が実現出来ている現代科学を持ってすれば、あの頃に達成出来ていた月面着陸なんて、いとも簡単に出来そうなもの。
それでも未だ一度もやっていないとなると、少々疑り深くなってしまうのは自分だけではないだろう。
そこで湧くのが捏造説。アリゾナの砂漠でハリウッドが作った映像でしかないという話。
『つまりは嘘っぱちだった可能性もあるってことさ』
に反応したのは、あのニュースに当時23歳で心躍った母親。それゆえに、
『それこそ、夢もロマンもない』
とお叱りを受ける。
さて、だとするとどんな解答があるのだろう。
東西冷戦の威厳を示す必要がなくなった政治的理由とか、経済的にメリットが少なくコスパが悪いとか…諸説芬々。
なかには、実は月の裏側には宇宙人の基地がありUFOが集積していて、地球人は行ってはいけない密約がある、とか。これならば、父・母と同様な感想の方々もロマンを感じられると思うが、いかがだろう。
実際に【U・F・OそれともUSO?!】に書いたようにUFOを見てしまっている自分からすると、そんなに遠くないうちに真実が明らかになるのではないか!と密やかに期待をしている。
それまでの間は、チーズブッセのような丸い月を、自分が植えた田んぼの向こうに眺めて、硬軟諸説・嘘も事実も…右往左往しながら想い馳せるとよう。
さて、ガンバラナシませう。



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