蕎麦宗店主の自転車クロニクル その5【ロードマン】
団塊世代の青春時代、パスハンターやランドナー、キャンピングといった旅をするための自転車が大流行した時代があった。そして、その子供たちである僕ら団塊ジュニア世代にも様々なムーブメントがあった。
大別するとヤングウェイモンテカルロやロードマンといったオンロードスポーツ自転車、BMXやMTBに代表されるオフロード自転車だ。モンテカルロはスーパーカーのようなリトラクタブルヘッドライトや、オートマ車みたいなトップチューブの変速レバーが垂涎の的だった。ロードマンは、ツールドフランスのレーサーレプリカのようなミニマムスタイルが魅力。オフロード自転車は田舎では中々手に入らず、それらに二分されていた気がする。
《自転車はシンプルゆえにカッコイイ。》
それがその頃からの持論なので、勿論僕はロードマンだ。
中学生達(後のバブル世代の方々)のハチャメチャの煽りを受けて、ドロップハンドルが禁止になり、泣く泣くセミドロップに交換した。ある程度走ってからは泥よけやスタンドも外してミニマムにして、とにかくあちらこちらへ(町内というルールは守って)出かけた。
しかも道路だけでなく、とにかくいろんな所を走った。歩道の縁石や橋の欄干を曲乗りしたり、シイタケ栽培のホダ木の間の泥道とか、高圧電線下の管理用歩道のダウンヒルとか。考えてみるとロードマンなのにMTBみたいなことばっかりやっていたなぁ。
そんなこんな遊んだ中で、大失敗がある。それは次回 つづく
#ヤングウェイモンテカルロ #ロードマン #MTB #BMX
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