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3年ぶりの風邪が教えてくれたこと

風邪ひく旅するスーパースター、蕎麦宗です。

3年ぶりに風邪をひいた。

前回は2019年の年末。インバウンド中国人観光客がごった返していた品川駅周辺で仲間と飲んで帰った後だった。同行した皆んなが同様の症状でダウン。僕もなんだかふらつくなぁと、仕事を切り上げて自転車で帰宅したら悪寒がする。測ると40℃近いのですぐ寝た。一晩のたうち回って、布団が絞れるくらいに汗だくになったらケロっと治ったので良かったけれど、多分あれがばら撒いていた武漢熱=Covid19かもしれないね、と皆で話した。

さて今回は弟が最初で僕が最後、結局家族全員が風邪っぴきさん。また40℃近い熱を出して一晩経ったら落ち着くものの、やたらと股関節と下肢の筋肉痛がひどい。その日はイベントだったのでなんとか振り絞って一仕事。その無理ゆえか2日後からの喉痛には少々参った。

にしても、風邪はつくづく《ひく》モノだなぁと思う。【チャリ鉄6】での伊勢への旅の疲れと冷え、ワールドカップの寝不足、そこに仕事の繁忙が加わって、さらに最強寒波までやってくるタイミング。なんとなく予感がしつつ、騙し騙しでも無理は祟る。そういう身体の抵抗力が落ちた時に罹るものだ。決してどこかから降ってきたり、他人からうつされるモノではない。事実、体調をきちんと管理してキープしている人は同じ条件でも罹らない。でなければ医療関係者はとっくに風邪ひきだらけ病気がち。

リスクを減らす観点の配慮から言えば、風邪気味でウロウロするのは傍迷惑だけど【病める者には優しくあれ】に書いたように、ウツした方が悪いというのは誤った風潮だと思う。それがコロナの対策をいびつなモノにしたのではなかろうか。…なんて言っても世の中の趨勢は、他人に責任転嫁するように出来ているので、仕方あるまい。

ただ、風邪や発熱にもメリットはあって、明らかにデトックスが進んで体力がさらに上がってゆく気配もある。3年も経つと体細胞の全てが入れ替わるので、ある意味生まれ変わるとも言える。皆さんも寝込んだ最中に徹底的に突き放した感情で自分の身体を眺めて《観察》してみて欲しい。汗のかき方・尿や便の様子・痛みやうずきの箇所…。日頃から酷使していたり、ケアが足りていない身体各部に労りの気持ちが芽生え、またあるいはびビクともしない人体の神秘さにも気がつくことだろう。

そんな風に簡単に病院や化学薬に頼らずに、自分自身の自然治癒力を先ずは信じて休む(寝る)のが、《僕流》。健康を手に入れるためには必要不可欠だと思ってる。*防衛体力だって鍛えてなんぼ、きっと小さな積み重ね。

でわ、ガンバラナシませう。

*防衛体力…走力や筋力といった行動体力に対して、免疫力や体温調節能力など身体を守る働きの力のことを指す。
これを鍛えるのは幼少期の活動が重要とされ、雑菌への曝露ばくろや暑さ寒さの体験に意味がある。なので、現代っ子よりも昭和初期生まれの老人の方がタフなのも頷ける。

#健康の作り方 #風邪と向き合う #解熱の前に

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