続 味覚の秋、日本酒②【さくら製作所】
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
前回紹介した《菊姫鶴の里》や洞爺湖サミットで一躍有名になった静岡の誇る銘酒《磯自慢》をはじめ、今回も色々な地方の色々な日本酒を用意した。
実はこれが可能になったのは《さくら製作所》さんの作るワインセラーを導入したからだ。
以前から保存状態に敏感な繊細な味わいの日本酒のために、冷蔵庫内の温度管理をそれらに合わせて最適な設定にしてきたし、少しでも味の変化が無いように抜栓した酒を数週間も置くことをせず、種類を絞り早めに売り切る努力をしてきた。残念ながら、こういうことは言わないと伝わらないようで、過日呑んでくれた常連さんに話したところ、
「そんなことまでしてるのか」
と感心してくれた。
味わいを守るためにするべき事は沢山ある。その一つ一つは僕ら職人にとっては当たり前すぎることで、食べれば飲めば分かるだろうという思い違いをしてしまいがちだ。その反省として、こうやってクドクドと情報を記している。それが正しいのか悪いのかは僕は知らない。けれど、少しでもお客さんが納得して満足してくれるのなら良いではないか。
夜営業Navi(ナビ)の商品管理で少々既存の冷蔵庫が手狭になった、とういう理由もあるけれど、日本酒と反射炉クラフトビールの保存のためのセラーの設備投資したのはそう思ったからだ。このセラー、細やかな温度管理といい、収納性能といい実にスグレモノ。ワイン好きの方ならば小型タイプを自宅に置くのもアリだと思う。とにかくスタイリッシュで超高性能な最新冷蔵庫も一度ご覧いただきたい。
ちなみに隣の木製の箱は、年配の方には昔懐かしい氷で冷やすかつての冷蔵庫、オールウェイズな昭和の一品。まるで現代建築と古民家の対比のよう。
よし、ガンバラナシませう。
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