Twitter運用術<番外編>
1.はじめに
いつもありがとうございます、そばじま(@sobajimaximum)です。
今回は、Twitterの運用にまつわる話ではありますが、少しを向きを変えて<番外編>と称してお届けしていきます。
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下記、4月12日発信の「ゆりにこ」さんのツイートを見かけ、有料部分の手前まで読みました。
それと前後して、自分なりの疑問というか、違和感を感じていることと重なっていることもあり、おそらく全文で言いたいことは、こういうことだろうなという予測・推測ができました。
ひとつには、日付が変わってすぐに「おはようツイート」をすることによって、多くの反応を得られるというもの。
確かに、多くのリプライやいいね!などの反応を得る、そして、より多くのフォロワーを得るためには、何が何でもやる、手段を選ばないというのはあるでしょう。
しかし、深夜の「おはよう」はいかがなものかと思いますし、一日の活動をそこからはじめるというよりかは、きっと後には寝ているだろうというのでは、ますます疑問は募るものです。
少なくとも私は、それってどうなの?と思っているひとりです。
2.試してみたこと
それに、多くの人のツイート、特に「おはようツイート」にリプライをしようというのでは、定型分のコピー&ペースト(いわゆる"コピペ")で済まし、中身をほとんど読んでいないという事態が起こるものです。
私自身も、リプライを1日に100〜200とか、もっと多くやろうと思っていた時は、こういう"数をこなす"方に偏っていたものだと、今になって反省をうながすものです。
そして、リプライをより多くやるほどにフォロワーが増えるとか、自分のツイートへの反応が高まるかといえばそうでもなく、ここらあたりで運用方法を変えていく必要を感じていたのが、この「ゆりにこ」さんのツイートを見たあたり、4月の中旬のことでした。
この詳細については、また別の機会にnote記事にまとめることとして、そういうことのいくつかが重なって、このようなことから考えられることを試すべく、ひとつ実験をしてみることにしました。
それが、5月9日発信のこちら→
朝の「おはようございます」のあいさつに続いて、固定ツイートへ案内しているもので、どれくらいの人が本文を読んで、しかも固定ツイートも見てみるかがこれでわかるわけです。
そして、続くこちらが、その時に固定ツイートに置いておいたもの→
以前、自己紹介と趣味や思っていることを紹介するのを兼ねた「【自己紹介】にまつわる話」を、ブログ記事としてまとめていました。
たまには、こういう自己紹介もやっておくと良さそうということで、いくつかツイートの段階がありますが、ブログ記事へのリンクを固定ツイートに置いておきました。
せめて、ブログ記事まで行かなくても、固定ツイートまでは見て、「そばじま」が何者であるかを知る手がかりにしてもらえるかどうか、それを試してみたかったのですが、なかなか衝撃的なことがわかってしまいました。
その衝撃的なことの一部がこちら→
何と、固定ツイートやブログ記事どころか、「おはようツイート」の本文すら読んでいない人が多いということがわかりました。
これは、衝撃的であるとともに、なかなかツイート全般について考えさせられる結果となりました。
こうなると、「おはようツイート」にリプライやいいね!が多くついたからといって、それぞれの人との心温まるやり取りができているかというと、「否」と言わざるを得ません。
もちろん、しっかりブログ記事まで読んで、感想をいただけた人もいるので、全員が全員、何も読んでいないわけではありません。
ただ、自分がフォロワーを100名ちょっとから500名にしたところでこの有様、一体何を積み上げてきたんだろうかと、Twitter運用について再考を迫られる一件となりました。
そこから、リプライを多く行っていく"リプ周り"や「おはようツイート」の本質とは何なのか、より詳しく掘り下げて考えたり、本質を調べたりすることで見えてくるものがありました。
それをこれから展開しながら、皆さまと一緒に考えていきたいと思います。
3.「おはようツイート」について
結論から言うと、「おはようツイート」が本質的に有効なわけではなく、あくまで、多くの人がアクティブである時間帯で、そこに混じることで、自分にも注目を集めやすいということになります。
この場合では、朝の6時前後が活発であり、それが早まり過ぎて3時とか4時とかになって、さらには深夜の日付が変わってすぐというようになっているわけです。
内容に関しても、単純に「おはよう。今日もやるぞ。」くらいで終わっているツイートも多いのですが、中身のあるツイートにするには、文字数も使って、できるだけ"なるほど参考になるな。もっと知りたいな"というものにした方が良いと思います。
あるいは、朝から理詰めのものは読みづらいので、「私はサンドウィッチが好きですが、あなたはどうですか?」のように、軽やかに意見を交換できる内容も良いと思います。
また、「#おは戦030501**(*印は曜日ごとにつくアルファベット)」みたいなハッシュタグをつけるやり方もありますが、このハッシュタグをつけたところで、見向きもされていない人も結構多くいます。
このような、何をやったから反応が高いというわけではなく、ツイートの内容や他の人とのやり取りといった中身のところを、いかに充実したものにしていくかが問われています。
これに関しては、普段からどうしているかによって、こういうひとつひとつに反応として明らかになって出てくるわけですね。
つまり、他の時間帯であっても、自分のツイートが注目を浴びる状態をつくり出せるのであれば、朝にやる必要はないわけです。
ひとつひとつのツイートは、いかに参考になり、もっと知りたくなるようなものにして、あとは、お互いに応援し合う仲間といかに出会えるか、ここが本質なところである気がします。
私は、朝のあいさつは"さわやか"だからやっているだけであって、時間帯に関係なく良い反応を得られるのであれば、次第にやらなくなるかもしれません。
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加えて、「おはようツイート」しているからといって、フォロワー数を増やしたいとか、より多くの人と交流したいと思っているわけでもなく、自分自身の習慣や記録としてやっている人も多いかもしれません。
「今日の積み上げ」や「ブログ書け」というハッシュタグをつけるとか、あるいは、子育て中の人たちにおいても共通するようなことで、あくまで、同じような状況にある人たちとだけ関わりたいということも多いように思います。
そこで、単純にフォロワー数で考えていっても、フォロワー数の多い人はもちろん、自分と同じくらいの人もそうですし、Twitterをはじめたばかりの人と交流を持とうと思います。
ただ、いくらこちらがそう思っても、いいね!だけの関係で良いとか、たまにコメントでやり取りするので構わないとか、それぞれに求めるものが異なっているということもありそうです。
私にとっては、自分のことを引き上げてもらえたらありがたいし、また、お互いに活発に交流し、応援し合うような関係になるのが望ましいと思います。
私の希望としては、ひとりひとりと有意義なやり取りをして、それでまた、そういう人たちが増えていくと良いということに尽きます。
4.リプライについての考察
この「おはようツイート」に限らず、多くの人のツイートにコメント、リプライをしていくのが、自分の存在を知ってもらい、やがてフォローしてもらえることになっていきます。
そのため、より多くの人の目に留まるように、露出を増やしていけるように、自分よりフォロワー数の多い人に積極的に関わっていく発想が出てきます。
私もこの発想を信じて、それでフォロワー数の多い人に関わってもいくし、より多くの人に関わっていくことで、自分のことを知ってもらえるものだと思っていました。
確かに、その一面はあるにせよ、ただ、自分自身がフォロワー数を一気に増やそうとして、お互い協力し合っていったことを考えると、少しとらえ方が変わっていきました。
自分のツイートを見てもらうには、投稿の後、10分から1時間の間にどれだけ反応を得られるのか、それによって拡散の度合いが変わってくるので、それを利用していきます。
最初の勢いをいかに出すのか、そこが肝心なところになってくるのですが、これを裏返して考えると、フォロワー数の多い人に気づいてもらうには、早く反応しましょうと広く言われているわけです。
お気づきでしょうか?自分自身が誰よりも早く反応することで、そのツイートのコメント、リプライ欄の上の方に表示されるので、これはやるに越したことはありませんが、一方で、その人のツイートの最初の勢いが加速しているということなのです。
望ましいのは、あくまで自分発信のツイートが広く拡散されることにあるので、他の人の助けを借りている状況がここで生じているわけです。
誰かのツイートに自分がリプライをするというよりかは、自分のツイートにリプライを集める方が良いということになります。
つまり、あなた自身のツイートでできるのが良いので、コメントやリプライばかりして他の人のツイートの後押しをしている場合ではないのです。
ある意味では、フォロワー数の多い人はもっとフォロワー数を増やしていくだけなので、それがあなた自身に反映されるかというと、必ずしもかけた労力や手間と一致しないかもしれません。
ここに、リプライを200とか300したからといって、また、時間を8〜10時間かけたからといって、あなたのフォロワー数がそれだけ増えるわけではないということがわかってくるのではないでしょうか?
5.まとめ
「おはようツイート」の背後で起こっていることを知ったり、リプライの効果・効用について考えたりして、また、あなた自身のツイートなどについて合わせて考えていくと、どういう発想で取り組めば良いのかがわかってくることは多いでしょう。
私は、なかなか衝撃的なことも判明したこともあって、今は誰かのツイートに対し、より多くのリプライをするような"リプ周り"はすることなく、ほとんど決まった人に対し、数としてはむしろ控えめにやるようにしています。
それでも、ひとつひとつを丁寧にリプライをしていくし、自分がいただいた分に関しては、その人のツイートにリプライかいいね!をするようにしています。
このあたり、丁寧にリプライをしても、何の反応がまったくない、あってもいいね!短い"数語の"リプライ、そして、こちらのツイートには何もないということもあって、そういう一方的なのも減らすようにしています。
こういうツイートに関しても、違和感や疑問をそのままにしておいてまで、「〜しなければいけない」と無理にやる必要はないわけです。
今はまた、お互いにリプライやいいね!をするようにして、より中身が充実したやり取りができるように、改めて土台を固めている段階です。
これも試しながらではありますが、上記のようなやり方を含み、中身のあるフォロワー1,000名のアカウントを目指しながら、そこでやったことをnote記事で紹介できるようにと励んでいます。
以前のフォロワー500名までは、具体的に取り組んで、一定の成果を出せこともあるので、それと合わせ紹介していけたら良いかもしれません。
何より、物事を本質を見る、そのためには、頭も手も動かしながら何か"正解(THE ANSWER)"を見出そうとしていく試みを続けていくべきだと思います。
今回は、あまり大っぴらには言われていないし、言えないことでもあるけれど、自分なりの違和感や疑問を解消するため、また、これもひとつの記録と思ってまとめてみました。
引き続き、ともにフォロワー1,000名達成を目指していける仲間を募集しています!
たとえ仲間にならずとも、ここまで読み進めていただいたあなたの、ますますの発展を期待しています!!
<参考>
「Twitter運用術、はじめました」
・
「イチからはじめるTwitter運用術」
<2021年6月12日:追加>
「短時間でできるTwitterの伸ばし方」
こちらのブログも随時更新中→