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なぜボクシングをするのか?-その①-
最近はコロナ禍で " Stay Home " が政治とは無関係に意識的に根付き、以前にも増してランニングやウォーキングをする方々をお見かけする機会が増えたように思います。コロナ禍以前においても欧米の健康志向≒運動という構図が日本にもサプリ文化と同様に伝わり、生活習慣として根付いてきた感じでしょうか。
僕自身は40代からボクシングを始めました。おもろいでしょ(笑)。
ジムを訪れる人には、当然の事として、ダイエット、フィットネス、運動不足解消、ストレス発散など多様な動機・理由があります。
僕の場合は、
①子どもの頃からボクシングが好きだった(家族共々)。
②しかしボクシングは小中高の体育でも触れる機会がない。
③「田舎」であるためボクシング環境がなかった。
などが挙げられます。
つまり僕のような田舎に育ったロスジェネ世代であれば、ファミコンのソフトにもなったマイク・タイソン選手、大橋選手、井岡選手、勇利選手、辰吉選手など.......有名選手が多数いて、ボクシングというスポーツについて多大な魅力を感じながらもそれら全てはTVの中の出来事で、お茶の間で飛び跳ねて喜ぶ、しかし結果的にその少年は、サンドバッグを叩く音さえわからない環境に育ったわけです(フツーに喧嘩はしましたが)。
38歳という晩婚を機会に居住した地で、僕がまず探したのが「合気道の道場」でした。小学生の頃に習っていたので、再度極めようと思っていました。しかし、その考えに『ねるとん』並みに「チョットマッター!」(時代です)と心にストレートを撃ち込んできたのが、
「ボクシング」
だった訳です。
「そうや、もしかしたら此処なら近場にボクシングジムがあるかもしれない・・・・・・・」
そう思って、子どもは2~3歳であっただろう時期に検索しました。
元々、車で何度も通ったことがある地域なので全くの無知ではなく、キックボクシングのジムがあることは眼にしていました。最初はそれでもいいかな・・・・と思ったこともありましたが、やはり幼少期から培った『がんばれ元気』や実際の選手、自分自身の気持ちには勝てません。僕にとってはキックではなくボックスだったわけです。
結果的に、近場にボクシングジムがあることがわかって狂喜乱舞、すぐに電話しました。まずは見学させて下さいませと。その後、即効入会しました。
僕は「選手」希望として入会させて頂きました。
年齢なんて数字にしか過ぎないと常に自分に言い聞かせてきたのはこれまで通り、常々です。
“Age is just a Number ”
(年齢など単なる数字にしか過ぎない)
です。
これまでチャンスさえなかったものが、今、実現できるという幸せ。
これって、すごいことです。だって自分の意思や力ではどうしようもないことから一歩外へ、領域が変わるんですから。だから練習はとても楽しい。おそらく、普段から運動不足の人にとっては自分のペースでやれることも大きなメリットかと思います。結果的に、また先へ行こうと試みる。
※ご参考までに体重だけに焦点化すれば、2019年の4月に入会させて頂き、わずか2.5ヶ月で、
76kg → 59kg まで落ちました(笑)。
ー17kg. でも僕の目的はダイエットではありません。
せめて、ガチ・本気でやるならば、試合がしたい。可能ならばベルトが欲しい。それがモチベーションです。会長・マネージャーに楽しく怒られながらも指導を受けるのが楽しくてしょうがない。そんな機会って「オトナ」になればないでしょ?しかもこれまでチャンスさえなかったものが、今、実現できている。
職場という閉じられた狭い「領域」から自己主体的に脱域化したうえで、別の「領域」に足を踏み入れる。そこでの指導や助言は充実感につながります。
上のちっちゃいのは息子です(笑)。
つづきます。