気心知れない人とのZoomは疲れるということ。
こんにちは、コケツです。
コロナ自粛の影響で、
ミーティングや自宅学習などにオンラインビデオシステムを使っている方が多いと思います。
オンラインビデオシステムについては
海外に住んでいることもあるので毎日家族にラインビデオで通話したり、
下の子が生まれるまではスカイプで週1回語学レッスンやヨガ等を受けていたので、割と慣れている方だと思います。
最近では、Zoomを使った飲み会やお茶会のお誘いが増えてきました。
飲み会と言えば。
独身の頃は、家には寝に帰るくらい遊び回っている性格で、
週最低でも3回は飲み会に参加していました。
言わばパリピー(古)ですよね・・・
招集から最後の支払いまで、仕事以上に飲みの席をオーガナイズする力は抜群に優れていたと思います。
「昨日は凄く楽しかったー」
という言葉を聞くことに生きがいを感じていました。
ちなみに、家庭を第一に考える現在の国ではアフターファイブの飲み会は殆どありません。
あって年2-3回、職場小旅行、スポーツマッチ、クリスマス会くらいです。
うちでは夫も殆どお酒を飲めませんので、
日本を離れてから殆どお酒を飲むことはなくなりました。
元々お酒が好きなわけではないんですよね。
お酒の席の雰囲気が好きというのと、
沢山飲めると酒好きの人から
「あいつ、いけるな」
と認められているような気がして。
言わばSocial Drunkerってやつですね。
しかし、コロナ自粛もあり最近はZoomを使ったお茶会/飲み会というのが増えてきました。
しかし、何故かいつも終わった後に凄い脇汗&ものすごい疲労感に襲われるんですよね。
何故Zoomの集まりだと疲れてしまうのでしょうか。
1 どこを見ていいのか分からない
1対1の通話であれば気になりませんが、
複数人と会話するとなると、
一体誰のウィンドウを見て話せばよいのかよく分からなくなります。
2 細かな部分に目が行ってしまう
カメラに写っている相手の色々な部分に目が行ってしまいます。
この人って、こういう部屋の趣味しているんだ
あ、今旦那さんチラッと見えた、
あの家具高そうだな・・・
なんだか汚そうな部屋・・・
みたいな形で、色々な部分に目が行ってしまい、会話に集中することが出来ません。
3 自分の顔が必要以上に気になってしまう
他の人が気になるのと同様、
「自分&カメラに写る部分はどう見られているのか?」
が気になって気になって仕方ありません。
これって私だけではないですよね・・・?
まるで鏡のように、自分のウィンドウを見ながら仕草やヘアスタイルなどを逐一確認していると、やはり会話にフォーカスできないんです。
4 非言語部分で観察出来ないところを推測するのに疲れる
Gallupのストレングスファインダーによれば、私は「共感性」と「調和性」が上位資質にあります。
共感性では人のちょっとした表情・声色・動き方などから無意識の内に人の感情を察知することが得意です。
そして他者のちょっとした不満やイライラによく気が付き、フォローすることが得意なのが協調性の資質となります。
飲み会では、常に周りに目を光らせ、頭をフル回転させながら、
皆が楽しい時間を過ごせているのか観察しています。
オンライン上では、この観察・推測・フォローの流れがなかなかうまくこなせないんです。
例えばちょっと不満そうな顔をしている人がいたとして。
オフラインでは、頼んだ飲み物が遅れているのかな、とか、隣の人が変な事を言ったかな、とか、終電を気にしているのかな、とか、その状況・時間・雰囲気等から大体を推測してフォローすることが出来ます。
しかしオンラインになると、もしかしたらZoomをやりながら他の情報を見ているのかもしれないし、遠くをうろうろしている家族のことが気になっているのかもしれないし、グラスの中身が空になっているのかもしれないし・・・と、
あまりに見えない部分が多すぎて、推測することがより困難になります。
恐らくそういう見えない部分を補充しようと、カメラに映る内容から色々な事を頭で想像しているのが疲れる原因なのではないかと思います。
親しい間柄や家族と少人数で話す場合は全く気にならないのですが、気心しれていない相手だと、色々疲弊します。
・・
人のことや自分のこと、どう見られるのか、等をあまり気にせず時間を楽しめるようになりたいなと思うのですが、これも含めて自分を構成する大事な資質だったりするので、まぁ出来る範囲で気楽に、Zoom会にも慣れていければいいなぁと思います。