”あとがき” 実は経営のことは全くわかっていない。
僕は経営のことは全くわかっていない。
いや、興味を持っていることは確かなのでこれから勉強していきたいと思っている。
そんな僕がNPO法人の代表理事になろうとしている。
さっきこんな記事を書いた。
こんな風にテンションの高い自分もいれば、今は無表情のB面の心で書いている。(こっちがA面かもしれない)
僕は「誰もやっていない”良いこと”をやりたい」という欲求しかない。
この点は最近の犯罪者と決定的に違うところだ。と自分では思っている。
昨日のミーティングで話されていたビジネスの用語に関してはチンプンカンプンだ。
「ほ〜!!」としか言えない。
「は〜!!すごいっすね!」としか言えない。
なんとなくはわかる。なんとなくは。
英会話で相手が言わんとしてることはなんとなくわかる状態に近い。
こんな僕が広げた風呂敷にメンバーが集まってくれている。
これぞ the恐縮 だ。
ずっと医療の世界でビジネス界とは離れた楽園に住んでいた僕と違って営業の仕事をされている方が居てくれて、とても心強い。
営業の仕事をされていた人の話を聞くと、血の匂いがする。
僕が経験してきた医療の仕事は尊い仕事だが、世の中の戦場とは違う安全な場所だったんだなぁと痛感する。
8年半で頭を下げる経験などなかったなぁ。
後ろを通った患者さんと軽くぶつかって「あ、ごめんなさい」って言うくらいだった。
だから医療以外の仕事の話を聞くとゾクゾクする。
でも、
きっと僕は死ぬまでビジネスの本質を突き詰めることは無いと思う。
僕は今の時代に必要なことを提案して行動して、死ぬ前に孫に自慢したいだけだ。
「おじいちゃんの若い頃は、コロナウイルスという疫病が流行って大変だったんじゃ。でもおじいちゃんは草野球を変えるべく立ち上がったんじゃ。」と何時間でも語りたい。
そんな妄想ばかりしている僕だからこそ、アイデアが出せる。そんな気もしている。
そろばんを弾かないからこそ変なアイデアが出る。そんな世界であって欲しい。
さすがに基本的なコードを知らずにギターは弾けないから、ビジネスの基本や世の中そんなに甘くないという肌感覚は身に付けていくべきだと思っている。
厳しいこともたくさんあると思う。
僕はNPO法人設立を進める上で、常に広告塔のような存在であり続ける必要がある。
綺麗事ばっかり言ってるから、叩かれたりするんだろうなぁと思うとちょっと嫌になる。
でも常に自然体で、ブレずに佇んでいたいなと思う。
僕は経営のことは全くわからないけれど、生きている間にたくさん良いことをしていきたい。
学生時代に上手くいかないことが多く、世の中を皮肉ることで自己肯定してきた自分から卒業したい。
”世の中にはいっぱい良い人もいるし、いっぱい良いことがある。”
イチイチ疑っていると、そんな境地には辿り着かない。
世の中にはそういう側面があることをまずは自分で理解し、次世代のひねくれ者たちに「こんなバランスの取り方もあるんだ」ということを啓蒙していきたい。
ここまでを前回の記事とセットで読んで頂くとより趣があるものになると思う。
こんな僕が代表理事をつとめる面白いNPO法人を立ち上げるので、興味を持たれた方がいらっしゃれば是非一緒に想い出を作って頂ければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。