もしも凡人が草野球チームの代表をやったら。
草野球チームを作って6年目になる。
続けるためのコツみたいなものがあるとすれば、
「期待・あきらめ・我慢」を続けてきた結果。
に他ならない。
これは他者に対してだけでなく、「自分に対して」とも言えることだと思う。
誰しも初めの頃は、「自分の理想的なチーム」を作り上げることに注力する。
そのためには”人を使う”必要があるが、試行錯誤の果てに、
「人は意外と動かない」ことを学ぶ。
注)元々人を動かす才能がある人(カリスマ)はこういう苦労はしない。
注)人に上手く頼み事ができる人もそこまで苦労はしない。
草野球など、趣味のコミュニティを運営している人の中にも、僕のような凡人がいると思う。
つまり、キャプテンや何らかの責任者になったことの無い人間が代表となるケースだ。
こういう人たちは、リーダー特有の苦労を経験したことがないので、上層部の理不尽な要求や非合理的なことを嫌う傾向にあると思う。
”あちらを立てればこちらが立たず。”
この「安定することの無いバランスを取り続けることが代表の仕事」である。
と僕は考えている。
だから、
凡人代表は、”他人に期待したり、諦めたり我慢したり”を繰り返して成長していくしかない。
色々試していくしかない。自分が成長していくしかない。
他のメンバーに対して感情的になる時は、寝不足かお腹が空いているだけ。
立場が上になっただけで、能力が上がったわけではない。
あくまで凡人。
みんなの声に耳を傾けつつ、常に穏やかでいること。
空気清浄機のようにチームの雰囲気にだけ注目し、個人個人の喜怒哀楽にフォーカスしないこと。
僕みたいな凡人が草野球チームの代表を務めるには、このようなことを常に意識することが大事だと思う。
遅刻しようが、返事が遅かろうが、来てくれているメンバーに対して感謝の想いを忘れないようにするのが代表の仕事。
1周回って、そんな”悟り”みたいなことを考える歳になりました。笑
これが僕なりの成長であると信じたい。