学び_Xデザイン学校アドバンスコース2023#3
今月のXデザイン学校アドバンスコース3回目講義の学びや感想を今回も記載していく。
本日のアジェンダ)
前半:
ソーシャルイノベーション、社会実装、ソーシャルを考慮したビジネスデザインの講義とワークショップ
後半:パーソナルまたはチームのテーマや課題に関するディスカッションとアドバイス
本日の学びと感想メモは下記の通り!
学び/感想メモ)
社会実装について
本来の社会実装は大学の研究ではなく、新規ビジネスや新しい文化づくりのことである
世の中の社会変革が実現するアプローチ=サービスデザイン的
世の中のマインドの変革が実現するアプローチ=アート的
社会実験について
社会で現場の人と一緒にやってみる=アクション・リサーチ
体験プロトタイプ
凝り固まった専門家的アプローチ(従来の「問題解決」に特化した思考)だと「意味を形成する」アプローチを実践しづらくなる
感想は下記:
何かしらに対する先入観は必ず持ってしまうので、なるべく自分自身の前提を疑いながらテーゼ/アンチテーゼ/アウフヘーベン的な思考を出来るようになるのがやはり大事だな〜と。
ソーシャルイノベーションを推進する3つのアプローチ:
①4つのデザイン能力を考慮する(マンジーニの4象限)
意味を形成する
非専門家のデザインを考慮する、非専門家との共創
マンジーニの4象限の左と右のぶつかり合いが大事
ユーザーイノベーション、文化的活動を活用する
ユーザーイノベーション事例として「マウンテンバイク、カモ井加工紙のマスキングテープ」など
②コミュニティで解決する
すべてサービスで解決しようとしない
サービス=高負担になる、人間らしさがなくなる。ex,テクロノジーだけの解決、介護ロボット
事例として、こども食堂をリフレームした「こどもごちめし」
コミュニティづくり、発展させる
コミュニティで社会課題を解決する ex,ママ友同士で解決する
近接のデザインを考慮する、地域のコミュニティ
近接のコミュニティの4つの特徴
1)コミュニティの複雑さ
2)プロジェクトベースのコミュニティ
3)参加者の多様性
4)コミュニティが自己再生し、永続することを保証する
③バウンダリーオブジェクト(異なるコミュニティをつなぐ存在)を活用する
異なる領域、専門家と非専門家、コミュニティでの共創
ビジョンもバウンダリーオブジェクトの一つ
多様なバウンダリーオブジェクト(空間、もの、ツール)
リアルとデジタルのプラットフォーム
マイクロ・インフラストラクチャリングに可能性がある
既存のインフラを創造的に、新しいインフラに変えてみる
ソーシャルイノベーションアイデア・ワークショップを実施
感想は下記:
「ソーシャルイノベーションを推進する3つのアプローチ」で現在自分たちが実行している一部の取り組みを整理してみたところ、意外と「専門家/非専門家」「コミュニティ」「目的がある学び合い(=バウンダリーオブジェクト)」の3点を抑えていたことを発見できた!
幾つかのソーシャルイノベーション事例を眺めながら思ったのが、いづれの事例も小規模な事業インパクトだと感じた。そこでデスクトップ検索してみたところ、実は郵便事業はソーシャルイノベーションだったことが分かり感動。なるほどな〜〜。
社会変革を起こしていくために日々活動しているので、本日学んだ3つのアプローチは今後強く意識していきたい!
今回も良い学びを得ることができた。
次回も楽しみ!
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