LIB世界速報(7/28)
おはようございます。
実は同じアジアなのに日系企業は中国企業とJVしたり株式保有したりすることを嫌いますが欧米企業はさらっと実行しがち。今日もそんなニュースの片鱗が現れております。
宁德時代(CATL)のH1純利益が200億元を超える
2023年7月25日夜、宁德時代は財務報告を公開し、今年の上半期の売上高は1892億元に達し、前年同期比で67.52%増となりました。また、純利益は207億元に上り、前年同期比で153.64%増となりました。今年の第2四半期の純利益は約109億元で、昨年の第4四半期の131億元に次いでいます。
力神電池とSAFT SASが提携
力神電池は、SAFT SASと2.5GWhの提携契約を結びました。SAFT SASは1918年に設立され、フランスで最も歴史を持つバッテリー製造企業です。
VW、EVメーカー小鵬汽車に7億ドル出資
独フォルクスワーゲン(VW)は26日、中国の小鵬汽車に7億ドル(約980億円)出資し、中国で電気自動車(EV)を共同開発する計画を明らかにし増田。VWは最も重要な市場である中国での販売減少に歯止めをかけようとしているようで同社は最終的に小鵬汽車の株式4.99%を保有し、取締役会でオブザーバーの席を一つ得ることになるという。VW傘下の高級車ブランド「アウディ」もEVモデルの強化に向けて上海汽車集団との協力関係を深めていく方針です。
蜂巢能源(Svolt)の塩城基地の第二期生産ライン稼働
2023年7月26日、蜂巢能源は江蘇省塩城基地の第二期工事で最初の短刀電池セル生産ラインが稼働したと発表しました。二期工事では土地面積583エーカーを占め、電池セル生産ライン9本と対応するモジュールPACK生産ライン9本が設置されています。
中国能建のLFPバッテリー蓄電システムの一括購入入札結果が発表
中国エネルギー建設株式有限公司は、2023年度のリン酸鉄リチウムバッテリー蓄電システムの一括購入の入札結果を発表しました。この入札では、総量3.5GWhが3つのセクションに分けられています。中标企業から見ると、宁德時代、陽光電源、許継電気、中車株洲所、天誠同創、中国エネルギー建設蓄電科技が全てのセクションで中标を獲得しました。
華友コバルトがインドネシアのニッケル精錬所への投資を継続
コバルト製品を主力とする電池材料メーカー、浙江華友コバルト(浙江省嘉興市)は26日、インドネシアに硫酸ニッケル製錬所を建設すると発表した。年産能力は5万トン。シンガポール企業2社と合弁会社を設立して運営する。
製錬所は北マルク州中ハルマヘラ県の「インドネシ ア・ウェダ・ベイ工業団地(IWIP)」に設置する。 投資額は2億米ドル(約282億円)。 運営を担うのは合弁会社の華翔精錬(印尼)。資本金 は 100 万米ドルで、華友グループが 49%、シンガポール投資会社のストライブが49%、同リンドが2%をそれぞ出資する。華友は今回の投資事業について、世界的な電池需要の高まりを受けリチウムイオン電池材料となるニッケルの生産体制を整えるため」と説明した。
盟固利、創業板に上場し新規株式公開
天津国安盟固利新材料科技株式有限公司が新規株式公開で5,800万株の人民元普通株(A株)を発行し、創業板に上場する申請が深セン証券取引所の創業板上市委員会から承認を受けました。
華景新材料が10万トンのLFP正極材料を完成
2023年7月25日、華景新材料の最初の10万トンのリン酸鉄リチウム正極材料が鄂爾多斯零炭素産業団地から出荷されました。このプロジェクトの総投資額は1700億元で、完成後は年間40万トンの高性能リン酸鉄リチウム正極材料を生産する予定です。
リチウム電池設備及びPACKプロジェクトが安福で締結
を江西省吉安市安福県人民政府と深セン市聚能优电科技有限公司がリチウム電池設備及びPACKプロジェクトの契約を締結しました。聚能优电は安福県で蓄電設備、発電設備、PACKバッテリーパック等の生産プロジェクトに投資する予定で、プロジェクトの投資額は580億元を予定しています。
🔳本アカウントについて
いつも仕事上お付き合いのあるお客様にリチウムイオン電池・新エネルギー関連の情報を適宜配信しているのですが特に世界で話題の分野なので興味をお持ちの方・リーチできていない方も沢山いるのではと思いNoteでも配信できればと思っております。始めたばかりなので、試行錯誤しながらですが良いコンテンツを配信できる様に努めてまいりますのでよろしくお願いします。
リチウムイオン電池業界の行く末に興味をお持ちの方、ビジネスで関わっている方、これから同分野を勉強したいという方に有益な情報となる様な配信をしていければと思います。よければ良いね!orRTで応援頂けると嬉しい限りです!!引き続き、よろしくお願い致します。
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