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LIB世界速報(7/19)

おはようございます。
今日もLIB関連の速報をお届けします。中国企業は毎日ネタが尽きません。

【中国、リチウムイオン電池製品にCCC認証が必須に】
2023年7月11日、市場監督管理総局は公告を発表し、2023年8月1日からリチウムイオン電池およびバッテリーパック、モバイルバッテリーにCCC認証の管理を導入することを発表しました。そして、2024年8月1日からは、CCC認証の認証証および認証マークを取得していない製品は、製造、販売、輸入、または他のビジネス活動で使用することはできません。

【"新三標"の輸出は61.6%増加】
海関総署のデータによると、2023年上半期における"新三標"とされる電動車、リチウム電池、太陽電池の輸出は、合計で61.6%増加し、全体の輸出増加に1.8ポイント貢献しました。

【宁德时代の子会社が芜湖造船厂に出資】
近日、芜湖造船厂有限公司が商業登記を変更し、奇瑞控股集团有限公司が株主を退き、リーディングパワーバッテリー企業宁德时代の全額出資の子会社である宁波梅山保税港区问鼎投资有限公司などが新たに株主となりました。

【新エネルギー国立研究院、9つの新型エネルギー基地を設立予定】
広東新型儲能国家研究院有限公司は、361億1000万元を投資し、9つの新型エネルギー革新実証基地の設立を計画しています。現在、9つの広東省新型儲能革新センター実証基地プロジェクトはすべて登録済みで、儲蓄規模は700MWを超えています。9つの基地ではそれぞれ、新型リチウム電池、ナトリウムイオン電池、超伝導磁気エネルギー貯蔵、圧縮空気エネルギー貯蔵、新型固体電池、超キャパシターなどの単一および複合エネルギー貯蔵技術に取り組んでいます。

【永太科技、ロンドン証券取引所に上場】
永太科技は最近、海外株式預託証書(GDR)を発行し、公式にロンドン証券取引所に上場しました。これにより、永太科技は深セン証券取引所上場企業としては初めてロンドン証券取引所でGDRを発行した企業となりました。今回の資金調達で約7000万ドル(約5億元)を集めました。永太科技の主力製品はフッ素医薬品、農薬、新エネルギー材料などで、その中でも六フッ化リン酸リチウム、リチウムビス(フルオロスルホニル)イミドなどの製品は主にリチウム電池の電解液領域で使用されています。2022年末までに、永太科技は六フッ化リン酸リチウムの生産能力が年間8000トンに達しました。

【蓝科锂业の炭酸リチウムの日産量が120トンに達する】
盐湖股份は、蓝科锂业を通じて、現在炭酸リチウムの日産量は120トンにまで達し、技術革新を通じて、ビジネスパフォーマンス目標の達成に努めています。

【恩捷股份のセパレータ製品、耐熱温度が200℃を超える】
恩捷股份公式の発表によると、同社が独自に開発した高耐熱改性基膜製品は、業界標準のセパレータ製品の耐熱温度(通常は130℃から150℃程度)を3分の1以上上昇させ、200℃以上にすることが可能で、既存の基膜製品の物理特性を損なうことなく、セパレータが正常に閉じ、安全範囲を元の10℃から50℃以上に拡大します。これにより、セパレータが自動的に閉じて破膜温度に達するまでの安全範囲が大幅に拡大し、バッテリーの安全性能の向上に大きな意義があります。

【盛新锂能、H1の純利益は6億元から7億元】
盛新锂能は業績予想を発表し、上半期の純利益が6億元から7億元になると予想しました。これは、前年同期比で76.81%-80.13%の減少を示しています。報告期間中、上流の材料価格が前年同期比で上昇し、コストが増加したため、企業の利益に影響を与えました。

【iTechがSugarloafグラファイト鉱山の開発計画を発表】
iTech Mineralsは最近、788万元の研究開発資金を承認し、南オーストラリアにあるSugarloafグラファイト鉱山のアノード材料の生産を拡大し、アノード材料の研究開発を行うことを決定しました。


🔳本アカウントについて

いつも仕事上お付き合いのあるお客様にリチウムイオン電池・新エネルギー関連の情報を適宜配信しているのですが特に世界で話題の分野なので興味をお持ちの方・リーチできていない方も沢山いるのではと思いNoteでも配信できればと思っております。始めたばかりなので、試行錯誤しながらですが良いコンテンツを配信できる様に努めてまいりますのでよろしくお願いします。

リチウムイオン電池業界の行く末に興味をお持ちの方、ビジネスで関わっている方、これから同分野を勉強したいという方に有益な情報となる様な配信をしていければと思います。よければ良いね!orRTで応援頂けると嬉しい限りです!!引き続き、よろしくお願い致します。

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