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私と小片リサ

私が「小片リサ」という存在を知ったのは、2022年の2月、ちょうど1stシングルをリリースしたタイミングでした。妻の友人からの、「推しがシングルを出したので聞いて欲しい」という 連絡がきっかけで知りました。当時、ハロープロジェクトにハマり始めてまだ1年も経たない頃だったので、「元つばきファクトリーなんだ〜」程度の認識でMVを観た記憶があります。

MVを観て最初に思ったのは、「あ、多分この人のことめっちゃ好きになる気がする」という予感。
いわゆる”オタクな趣味”を持っている誰もが感じるであろうこの”予感”。私はその予感を感じるとともに、その気持ちにそっと蓋をしました


そうなんです。私がハマるのはこのタイミングではなく、約1年後の2ndシングルのタイミングなんですよね。当時はアンジュルムへの熱がどんどん高くなっている時期で、推しを増やすと熱量が分散してしまう危機感を感じ、敢えて距離を置いてました。今思うと、推せるときに推しておけよ!と思ってしまいますが。

好きになるきっかけを与えてくれたのは、小片さんを知るきっかけを与えてくれたのと同じく、妻の友人。「2ndシングルのリリースイベントが大阪であるので、一緒にいかないか」という誘いで、折角ならという思いで現場に向かいました。
2023年の10月28日、大阪のヨドバシカメラでのリリースイベント。その頃にはとっくにアンジュルムとBEYOOOOONDSにハマっていて、完全にハロプロに沼っていた時期でした。

まだ自分自身を「小片リサのファン」と自覚していない状態にも関わらず、前から2列目という良席を引き当ててしまい、完全に周囲に遠慮しながら座っていました。
そんな中、小片さんがステージ上に現れます。その時の神々しさというか、美しさというか、強烈に眩しかったという記憶が鮮明に焼き付いています。(逆に、その御姿の様子は全然覚えていない。というか、直視できてなかったかも。)
ミニライブが始まってからは、その歌声に終始感動していました。MVを観て、高い歌唱力があることは知っていましたが、実際に目の前でパフォーマンスを見ると、その歌声の美しさと表現の繊細さに、完全に聞き惚れました

あっという間にライブは終わり、そのまま「一言お話し会」に。正直、緊張して記憶は無い。今思うと、おそらくこのタイミングでは、既に完全に”推し”として認知していたように思います。
イベントが終了するタイミングでは、次回のリリイベ予定を確認してスケジュールに入れていました。



2回目のリリイベに参加して、CDを聴き込めば聴き込むほど、小片さんのコンサートに行きたいという想いが強くなる。しかし、コンサートのほとんどは関東。正直めちゃくちゃ悩みましたが、思い切って遠征することにしました。2024年3月の「éclatant」です。
感想を細かく書くときりがないので割愛しますが、行ってよかったと心底思います。リリイベなどでは味わえない、小片さんの魅力を存分に味わうことができました。加えて、Bitter&Sweetに出会えたのも私的には嬉しいポイントです。(この話もいずれ書きたい…)。

コンサートを経て、小片さんを推す理由が更に明確になったように思います。
1つは唯一無二の歌声。芯がありつつもしなやかで、しっとりとしたその歌声からは、そこからしか得られないものがあります。
もう1つは楽曲に対する向き合い方やその解像度の高さ。シンガーとしては当然かもしれないですが、曲によって表情やパフォーマンスが変化する模様には、いつも惹き込まれます。


その後も、アルバムの発売やライブハウスでのコンサートなど、たくさん楽しませていだきました。ただ、友人から声がかからなければ、小片リサという素晴らしいアーティストに出会っていなかったので、その友人にはめちゃくちゃ感謝しています。小片さんが事務所を退社した今、推せるときに推せて良かったと思います。

小片さんの今後の活動は明らかになっていませんが、これからも何らかの形でパフォーマンスしてくれることを信じ、引き続き追いかけようと思います。


末筆ながら、ここまで読んでいただきありがとうございました。よかったら以下の記事もご覧いただけると幸いです。

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