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11/2 自信のあるリーダーは多くは話さない

今日は「シメオネ超効果」という本から。

ディエゴ・シメオネは現代フットボールでもトップレベルのアルゼンチン人監督だ。

この本は、そんな彼の歩みを記した本だ。


今日気に入ったセリフは、

「集団を導く際に心がけているのは、少ししか話さないことだ。」


人前に立って、あなたが何かを人に伝えようとする時、
つい言いたいことがどんどん増えていって、結局何を言いたかったのか伝わりずらくなってしまったりしてしまうことがないだろうか?

これはよくあることだと思う。

言いたいことがあればあるほど短くまとめるには難しいように感じる。


しかし、シメオネは長く話すのは嫌いだという。

なぜなら彼は、長く話すことよりも
「事実」が彼の軌跡と人格を語ってくれた方がいいと感じているから。

そして最後には時間が指揮官とメンバーの行動に評価を下してくれる、と語っている。


これは相当自分のリーダーシップや今までの行動に対して自信がないとできないことだと思う。

例えば、あなたがとても仲の良い地元の友達に地元の道を案内するのと、初対面の全く違う地域から来た人に道を案内するとき、
あなたが伝える情報量が全く同じということはないだろう。

地元の友達なら「あの公園を右に曲がって…」とか言えたりするが、全く知らない人ならそれは通じない。


少しわかりにくい例えかもしれないが、用はこういうことではないか。

地元の友達ならある程度共有できる情報があって、それを伝えられる自信があるから短く説明ができる。

一方、初対面の人だと全く共有するものがなく、正しく伝えられる自信がない。
だから伝える情報量も必然的に増える。


シメオネは今までの自分の経験に自信があるから、短い言葉でも自分の思いが伝わっていると自信が持てるのだと思う。
だからある程度時間に任せても、選手は勝手に彼をリーダーとして認める。


自分も出来るだけ簡潔に伝えたいことを人に伝えられるように、自分のパーソナリティを常に磨き、自分に自信を持てるようにしようと思った。

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