GW(5月エッセイ)
社会人3年目のGWだ。今年はどこか遠くへ行くわけでもなく、県内で過ごすことにしている。地元の友達と1年振りに会ったり彼女とデートしたりなどしている。
彼女は本当に美人で可愛くて明るくておしゃべりで甘えたがりで、学生時代に体育は5しか取ったことがない、俺と真逆のタイプだ。いや、おしゃべりと甘えたがりは一緒だ。
彼女と付き合ってから「なぜこんな素敵な人が俺と付き合ってくれているんだろう」と不思議に思っている。マカロニえんぴつの『なんでもないよ、』の歌詞に共感して、思わず「俺でいいの?」と聞いてしまった。そしたら、「よかったから付き合ったんじゃん」と言ってくれた。もう一生大事にしたいと思ったし、こんな僕でよかったのかい?なんて訊いたりしないよ、だって君がよかったんだ。
「恋をすると人は優しくなれる」と10歳下の子どもが言っていたのだが、本当にその通りだと思う。誰かをこんなにも愛おしく思う自分に驚いている。
俺は彼女のことが何よりも大切だし、彼女は俺の全てだ。
昨日半日デートして、解散して帰宅してからも寝る前に電話をした。その中で彼女が「あまりにも優しすぎるし、いろんなことに気づいてくれるし、もしかして無理してない?もし無理してたらそれが積み重なって……」と言った。俺の優しさが逆に不安にさせてしまったらしい。詳細は割愛するが、俺は持ちうる全ての優しさと愛情をもって彼女に「大丈夫だよ」という旨の話をした。
するとしばらくの間、無言が続き、鼻をすする音が聞こえてきた。
愛だと思った。俺と彼女はきっと大丈夫。
GW(Girlfriend Week)、本当に幸せな日々だった。これからも彼女との愛を育み、仕事も頑張りつつ、友達とも遊んで、「生きる」をする。
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