みんなもHookahJohn ClassCinco Bowlでロシアンスタイルシーシャを始めよう
※シーシャはたばこの一種です。喫煙は20歳から。
皆様いかがお過ごしでしょうか。チルしてますか?
僕は最近腰痛がちです。「モザイクロールって14年前の曲なんだ」以外の要因で年齢を感じることが最近増えてきました。とはいえまだ若いSoheiです。
久々の記事ですね。なんだかんだ僕のnoteを読んでくれている人が多いようで、ありがとうございます。相変わらずマイペースに更新していきます。
今回はHookahJohn ClassCinco Bowlのレビュー記事です。
結論から言うと、デカさ故にオールマイティに使える、そんなボウルです。
HookahJohnとは
最早知らない人はいない大物YouTuberです。中華製ボウルを投げて破壊する動画でお馴染みですね。
彼、実はシーシャボウルの老舗ブランドHookahJohn(以下、HJと表記します)の創設者でもあります。
Tangiersが発明したファンネルボウルを更にブラッシュアップし、Tangiersを吸うだけではなくオールマイティに使えるボウルとしてファンネルボウルを世界中に広めた第一人者と言ってもいいでしょう。
スタンダードな形のHarmony Bowl、Kaloud Lotusにフィットするように作られたFerris Bowl、低容量ながらHarmony Bowlと同じ喫煙体験を可能にした80 Feet Bowl、底が浅く短時間の喫煙に特化したAlien Bowl。HJのボウルはどれもシーシャ業界に多大な影響を与えてきました。
どのボウルも品質の高い陶器を用いて手作業で作られています。安定した品質でかつリーズナブル。マジですごい。
ただHJのボウルはね、デカい。比較的低容量の80 Feet BowlですらNormal Packで16g必要です。大きいものに至っては35gとか平気で入ります。たばこ税の高い日本で使うには、ちょっとしんどい。
そして新発売されたClassCinco Bowlも結構デカい。おそらくメーカー想定の容量は20-25gくらいかなと思います。けど、それがいい。なぜなら、ストレートボウルだから。そんな話をしていこうかなと思います。
ClassCinco Bowlについて
ClassCinco Bowlは、これまでファンネルボウルに特化していたHJが手掛けた、(おそらく)ブランド初のクラシックボウルです。
従来通りの高品質な陶器で、Kaloud Lotusにフィットするよう溝が設けられています。この「Kaloud Lotusにフィットする」という部分がちょっと特殊なので補足説明しておきます。
ClassCinco BowlはKaloud Lotusにフィットする?
「Kaloud Lotusにフィットする」ボウルには2つのタイプがあります。仮にそれぞれの呼び名を「Ferris型」と「Harmony型」と命名しておきましょうか。
「Ferris型」はFerris Bowlに見られるような、溝の内側にHMDが丸ごと収まるような構造です。チルインボウルとか、Mason ShishawareのOnyx Bowlとかがこの形ですね。このタイプはほぼ全てのHMDに対応可能です。Na Grani HMDだろうが、ONMO HMDだろうが、とりあえず収まります。
「Harmony型」はそうではなく、Kaloud Lotus底面側の溝がボウルの内側にフィットする構造です。ロシア製およびヨーロッパ製のファンネルボウルは大抵このタイプですね。このタイプの場合、全てのHMDが使えるわけではありません。特にNa Grani HMDのようなストレートボウルに「乗せるだけ」の設計思想で作られているHMDはフィットしません。使えないことはないですが、滑りやすく安定しません。
それでClassCinco Bowlがどちらのタイプなのかというと、そのどちらでもないんですよね。ボウルの縁に傾斜が設けられていて、その傾斜の途中にHMDが乗るみたいな構造になっています。この設計思想で作られたストレートボウルは個人的には初めて見ました。今までこんなのあったっけ?
なのでHMDによってはフィットしない場合があるので少し注意が必要です。一応大抵のHMDは使用可能ですが、滑りやすいものだと少し不安です。まぁKaloud Lotusはどのご家庭にもあるので心配いらないと思いますが。
ClassCinco Bowlは結構デカい
このボウル、深さ自体はCosmo Bowlと同程度で一般的なのですが、Kaloud Lotusにフィットするよう径が大きめに作られているので容量は結構大きめです。先述の通り最大25g程度は入ります。
しかし、それがいい。ストレートボウルにおいて、大は小を兼ねるのです。
ストレートボウルにおいて、大は小を兼ねる
何度も擦ってすみません。僕のこの記事、読みましたね?
Density Levelがどうとか言ってますが、この記事で伝えたいことって要はファンネルボウルは適量のタバコを盛らないと意味がないって話なんですよね。なので小さいボウルを用いて同じDensity Levelでパッキングすることによって大きいボウルと同じアウトプットを得られます。
逆にストレートボウルならどうでしょう。どのブランドのタバコを使っても基本はFluff Packをすることになります。そして高さ、つまりタバコの量によって強さをコントロールします。なので大きいボウルに少量のタバコで喫煙しても全く問題ありません。ただ炭とタバコの距離が増えて吸いやすくなるだけです。
前述の通り、ClassCinco Bowlはデカい。デカいからこそタバコの量による調整がしやすいのです。ここでようやくタイトル回収ができるのですが、ClassCinco Bowlはロシアンスタイルシーシャの入門にもってこいなのです。
ロシアンスタイルシーシャとは
ロシアンスタイルシーシャとは何か、別に定義は存在しませんが、僕の独断と偏見で勝手に定めておきます。
「ストレートボウルを使う」「キューブ炭を使う」「HMDの蓋は使わない」
以上です。なんか誤解されがちですが、必ずしもOverpackはしないし、Dense Packもしないし、べらぼうに高火力で吸うわけでもありません。
ロシアンスタイルシーシャを作る手順としては、以下の通りです。
①いい感じにタバコを盛る
②いい感じに炭を乗せて、気長に待つ
③逆吹きしたときにボウルの上から軽く煙が立ち上ったら完成
④いい感じに火力を下げる
日本のシーシャ専門店がよくやってる「上げきってから落とす」みたいな作り方、あれとほぼ一緒です。意外とシンプルでしょ?まぁ深めようと思うときりが無いんですが、とりあえずこれだけ覚えておいてください。
この作り方とClassCinco Bowlの相性が結構いいよって話を次の章でしていきます。最後まで読んでね。
ClassCinco Bowlの使い方
結論から言います。ClassCinco BowlはUnder Packで使え。このボウルで25gとか使って吸うくらいなら、ぶっちゃけCosmo BowlとかSolaris Bowlとかに20gくらい入れて吸うのと大して変わりません。しかもそっちの方がHMDの選択肢多いしね。
ただ、Under Packだと話が変わってきます。Solaris BowlにUnder Packしたら熱が通りきらずに苦労した経験、多分あると思います。僕はUnder Packをしたことがありません。その点ClassCinco Bowlは比較的薄手なのでUnder Packでもしっかり熱を通せます。熱源から距離を置いている分オーバーヒートもしにくいのでダークリーフに慣れていない人でも吸いやすいシーシャが出来上がります。
という訳で次は具体的な使い方を紹介していきます。日本の一般的なシーシャユーザーにおすすめするなら、適量は15-20g程度です。ロシアのダークリーフを使ってもいいし、別にDozajとかでもいいです。好きにしてください。もちろん沢山タバコを入れて沢山吸いたければ、そうしてください。そんなあなたのことを私は愛します。アルミホイルが張りたければ、そうしてください。そんなあなたのことも私は愛します。
①いい感じにタバコを盛る
極力ふわっと。Kaloud Lotusの底面から2mmくらい隙間が空くくらいが調子いいです。
②いい感じに炭を乗せて、気長に待つ
しっかりと焼いた25mmか26mmのキューブ炭を4つ使うのがおすすめです。せっかちな人は風防してください。使うタバコのブランドにもよりますが、7-10分くらい気長に待ちましょう。
③逆吹きしたときにボウルの上から軽く煙が立ち上ったら完成
炭4個置いたままの状態で2、3吸いしていい感じにタバコ全体に熱を馴染ませましょう。生焼け特有のグリセリンっぽいキックを感じた場合、もうちょっと待ちましょう。
④いい感じに火力を下げる
優しめに長時間吸いたい場合や中東系の熱に弱いタバコを吸う場合は以下の記事に書いてあるパターン③か④まで落としましょう。高火力で吸いたければパターン②で。オーバーヒートによるキックを感じたらすぐに火力を落としましょう。ロシアンスタイルはオーバーヒートを我慢して吸う苦行じゃないよ。
まとめ
アメリカ製のボウルなのに意外とロシアンスタイル向きなのって、なんかいいね、世界平和って感じ。
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最後に
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