見出し画像

ウィスキーとおつまみ④:ポテトチップス塩とコンソメ

前回から大分間が空いてしまったが、ウィスキーとおつまみの組み合わせ研究の第4弾として、ポテトチップスの塩味とコンソメ味をチョイスした。研究第2弾でボウモアとポテトチップスののり塩味が全く合わなかったので、他の味ではどうなのかそれ以来気になっていた。

ポテトチップスは、湖池屋のピュアポテトシリーズの、オホーツクの塩と岩塩と、五つ星コンソメにした。

ウィスキーは、のり塩の組み合わせとの違いが知りたかったので、そのときと同じボウモア12年と、アイラウィスキー以外との組み合わせも調査すべく、Hillrock Solera Aged Bourbonというアメリカ・ニューヨーク州で作られているバーボンウィスキーを選択した。飲み方はどちらもロックである。

Hillrockはまろやかさの中に少しスモーキーさが含まれているバーボンの王道といった味わいである。ボトルも格式がありおしゃれだ。

ボウモア12年との組み合わせ

コンソメ味は、ボウモアのピート感、スモーキーさとコンソメの旨みが打ち消し合ってしまって、互いのおいしさが半減してしまった。

一方塩味は、ポテトチップスを頬張ってからボウモアを口に含むと、じゃがいもの甘さが際立って非常においしい。ボウモアの甘さとじゃがいもの甘さが似ていて、とても相性がよいと感じた。

Hillrockとの組み合わせ

バーボンらしい味わいでスモーキーさがボウモアほどではないからか、コンソメの旨みを消すことはなかった。ただ、Hillrockの風味が消されてしまう感じがあった。

塩味はボウモアと同じくじゃがいもの甘みが引き立っておいしい。

結論

ポテトチップスの塩味は、アイラウィスキーの代表的な銘柄であり独特なスモーキーさがあるボウモア12年と合わせても、まろやかでしっかりとした甘みがあるバーボンの王道的な味わいのHillrockと合わせても、じゃがいもの甘さが引き立ち、かつウィスキーの風味を消さず、非常に相性がよい。

反対にコンソメ味は、ボウモアとはお互いの旨みが打ち消し合ってしまい、Hillrockだとコンソメの旨みは消えないがウィスキーの味わいが失われてしまい、いずれも相性がよいとは言えなかった。

ポテトチップスのメーカーやシリーズによって異なる部分はあるかと思うが、ウィスキーのロックのパートナーとしては、ぜひポテトチップスの塩味をおすすめしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?