東条英機閣下宛書簡に書かれていた大日本帝国の衝撃的事実|裏お題『唐揚げ死なず』#毎週ショートショート
差出人は、第九陸軍技術研究所の石井四郎軍医中将所長の右腕と言われたれた 〇◇◆○少佐です。
八紘一宇=大東亜共栄圏構想が立ちあがった当初から、武力を頼み当該国土を我物とする行為に対し、異論を唱える集団がありました。その理論的根拠となったのが、一部将校たちの間で回覧されていた『大日本帝国 唐揚支那図戦略要綱』です。
理論の出発点は、戦争という暴力によって他国を侵略するよりも言説や書類を駆使した「唐揚 活動」によって行なう方が、幾層倍も平和的である、という論理でした。
当時も本土においては〝地面師〟という不動産物件 を媒介とした詐欺•犯罪者集団が存在しました。 これを徹底的に研究することで「唐揚師」を創り上げました。「唐=支那つまり中国の土地・遺跡 を騙し上げる」そのドミナントエリア戦略を示した文書が「唐揚支那図」でございました。大日本帝国陸軍は、これを秘匿すべく暗号化しました。即ち「唐揚げ死なず」
これを旗印に、関東軍兵士約1000名が唐揚師として教育され、暗躍しましたが、作戦は失敗。とうとう盧溝橋事件をきっかけに、日中戦争へと突入したようです。もしこれが「大東亜共栄圏の夢」でなければ歴史をを塗り替えるエポックメイキングとなることでしょう。