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餓狼伝説CotWを20分試遊したのでその所感とそこからの期待を書いていたら我が身を焼き尽くした記事

文章を打ち込んでいる最中自分がTwitter構文に侵食されつくしているのをひしひしと感じた初記事。

前置き

餓狼伝説 City of the Wolves(以下CotW)という格闘ゲームがある。

このゲームは1991年に発売された餓狼伝説 宿命の闘いから始まり、1999年に発売された餓狼 MARK OF THE WOLVESを最後に四半世紀もの間沈黙していたSNKが有する餓狼伝説シリーズ念願の最新作である。

そんなCotWを東京ゲームショウ2024に行けばなんと20分も試遊できるという事で、このゲームを楽しみにしているいちファンとして重い腰を上げてTGSへと赴いてきた。
赴いたはいいが、肝心のこの記事を書くのを約3週間近くサボっていたせいでおそらくこのサイトでも相当数の試遊参加者様が所感を書いた後である為に正直なところ有益な情報を共有できる自信(?)はないが、細やかながらひとりの試遊参加者として所感を書き記しておく。

先んじて言い訳をしておくと、20分という破格の試遊時間をもってしても遊びきれていない(?)部分が多く、本記事自体あくまで私の記憶によるところも大きいため、他の試遊参加者様からすれば全く見当違いな内容が含まれている可能性はあるが多めに見ていただきたい。よければコメントで訂正等していただけると助かります

また本記事では餓狼伝説CotWのゲームシステム等について、最初は書こうと思ってたけどいざ書き出した瞬間公式以上に上手く伝えられる自信がなくなったので1から説明はしない。そのため本記事で初めてCotWというゲームの存在を知った・気になった方は、前置き冒頭に貼ったリンクを活用していただきたい。

いろんな所感メモ

ゲーム性

  • KOF15のような必殺技>超必殺技へのキャンセルは無理そう?(REVアーツ・REVアクセルからは検証していない)

  • REVアーツ以外での無敵技は存在しない?
    試遊時間中ダウンを奪われた際にリバーサルでシャインナックルを出してみたものの普通に強攻撃で潰された事、会場で行われた対戦企画を観戦している最中小ジャンプで飛びかかってきた相手に対して不知火舞が潜在超必殺技版超必殺忍蜂で迎撃を試みる場面がみられたもののこちらも普通にジャンプ強攻撃で潰されていたので、REVアーツ以外での無敵技は存在しないと考えたほうが良さそう(もしかしたらS.P.Gゾーンのみ発動可能なヒドゥンギアには無敵が付与されている可能性はあるけど、いくら限定状況とはいえ起き攻めに行ったらリバーサルでヒドゥンギアかまされて負けたらまあまあ悲しいのでどうなるやら期待)。

  • 所謂柔道は存在しない?
    そもそもの根幹にあたるだろうREVシステムなど、どことなくストリートファイター6と近しいシステムのゲームだがおそらくない。動き回るCPU相手だから尚更自信はないけど
    REVガードが所謂ドライブパリィ的ななんでもガード的なシステムではなくBBTAGのリジェクトガード的な相手との距離を離すガード的なシステムであるが故に存在しない可能性?

  • システム的にKOF的なジャンプの使い分けが存在している(小ジャンプ・通常ジャンプ・ダッシュジャンプの3種類)ものの、KOFのそれほど鋭くない印象。小ジャンプはKOF15のそれと比べて気持ち0.9倍くらいの速度?

REVシステム

  • REVゲージはストリートファイター6のドライブゲージ程早く回復しない印象。立ち回りに戻ってから回復するまで数秒の静止時間(?)があったような?

  • 成功した場合ガードキャンセルを行える事はともかく、REVゲージの回復が遅い、その回復手段として設定されているからこそ尚更重要そうなジャストディフェンスは思ったより結構簡単に…というか意図せず決まる事も多くて驚いた。だいぶ猶予ありそう?

  • 相手のREVブロウに合わせてREVブロウを出すとスローモーション演出が入ったうえで後から出した方が勝つ場面があった。返したからと言ってドライブインパクトほどリターン大きいわけではなかったような?ドライブインパクトのように攻撃からキャンセルして出す事が出来るのかは不明。

ロック・ハワード

20分間目もくれず彼だけを使い続けたが残念ながらわかったことはそう多くない。
  • コマンドコンボ1は足を振り上げる(〇)>振り下ろす(→+〇)2段技。勿論必殺技キャンセル可能。

  • 疾風拳はバックジャンプ以外なら出せる。

  • 【時間内で見つけた簡単コンボ】

  1.  2弱K>立ち弱K>214弱P

  2.  2弱K>立ち弱K>623強P(ブレーキング)>214弱P
     (端限定)

その他

  • カラーエディット機能がある事が関連してか1キャラにつき基本カラーは4種。KOF15が1キャラ8種だったことを考えると令和サムスピ基準に退化してしまった。

  • キャラクターセレクト画面でキャラクターのカラーを切り替えると、画面にでかでかと表示されているキャラクターが透明になる時間がある(おそらくモデルを1から読み込み直している?)もののその間も問題なく操作できるので、頻繁にコントローラーの入力を受け付けない時間が挟まってキャラ選びに時間がかかる的な事はない(いまいち何言ってるのか怪しい文章になってしまった気がするが、キャラクターが透明になる時間についてはビジネスデイに試遊した国内の方が撮影したキャラクターセレクトの動画がX上に公開されていると思うので気になる方は各自で探していただきたい)。

  • 勝利演出は普通に飛ばせる。

全体通しての印象

私のプレイヤースキル的なアレも手伝っての事でもあるだろうが、20分という破格の試遊時間をもってしてもシステムの全てを扱いきれず、その全貌が見えてこなかった事から、端的に言って複雑な格闘ゲームだと感じた。
しかしこれはネガティブな意味合いというよりそれだけ奥深いゲームであるという意味合いの方が大きく、実際20分間の試遊の中で私自身CotWが楽しみでなくなったどころか、むしろより楽しみになった思いの方が大きかった。

また試遊参加者・会場で行われた対戦企画の参加者を通してみても、ストリートファイター6におけるモダン的な簡易操作にあたるスマートスタイルの使い手が多く…というか自分しかストリートファイター6におけるクラシック的な操作にあたるアーケードスタイルを使っていた人がいないんじゃないかと感じたほどには多かったし、20分という破格の試遊時間をもってしても対戦企画で勝つにはアーケードスタイルじゃ足りない…的なプレイヤー事情がなかったとは言い切れないが、だとしてもそのプレイを見ている限り普通に見ごたえのある対戦が行われていたし、対戦企画を見学していた自分以外の参加者も盛り上がっていたと記憶している。

一応スマートスタイルだと使えなくなってしまうシステムが複数存在するのだが
それを感じさせないくらいには普通に強そうだった。

そして試遊を経て一番感じたのは、CotWは正しく1999年に発売された餓狼 MARK OF THE WOLVES直系の続編と言える事である。
多少簡単になっているようにも思えたがジャストディフェンスが前提となっているシステムが存在する事自体がプレイヤーに優しくないというかある意味令和的でない。しかし「ならCotWは時代に逆行している硬派な(?)ゲームなのか」と問われればそうでないとも感じる。正直自分でも何を言いたいのか怪しくなってきたが、とにかく言いたいのは前作から四半世紀の時が経ってしまったからといって令和という時代に対する遠慮も続編としての妥協もないほぼあの時代から直接繋がってる正統後継作という事である。前作から時間が空いたから現代に合わせて大幅にゲーム内容を見直すとかそういったプレイヤーへの遠慮はないし、ロックはカインについていった後一体どうしてるのかこの四半世紀もの間気になっていた当時の餓狼ファンから逃げてもいないというか、かといって新規層が遊びにくいわけでもない。かつて餓狼伝説を追っていたが今は格ゲーから離れているファンや、今も追っている現役のファン、新規層の誰もないがしろにしていない正統後継作。それこそが餓狼伝説 City of the Wolvesなのだと感じた。熱入りすぎて何書いてるかますますわからなくなってきたけどとにかく新規層にも古参ファンにもオススメできる良いゲームだと思ったってことです。

兎にも角にも試遊に参加したことでますますCotWへの期待値高まったので今後もSNKの旧Twitter現XアカウントYouTubeアカウントをチェックしていきたいところ。
…この記事を読んでくれた貴方がもし前置きからここまで一切飛ばさず読んでくれたのであれば、この項目の半分を埋め尽くしてしまった何言ってるかよくわからない異様な文章の中に異様な熱を感じてくれた筈。よければこの機会に是非CotWを買う事を視野に入れていただけると幸いです!!


オチが思いつかなかったから熱意(?)を押し付けて締めますが、本当にいいゲームだと思ったので本当にお願いします!

ゲーム内容には関係ない余談

自分は今回のTGSで参加者の中でも相当早く物販ブースに入ったと思っているのだが、COSPAブースで先行販売されていた餓狼伝説 City of the Wolves Tシャツが自分が向かった時には主人公ロック・ハワードのアクリルスタンド共々完売していた事から、結構マジでスト6に続いてCotWの波が来そうな雰囲気あってワクワクした。同じくCOSPAブースで売られてた先行販売餓狼伝説グッズ、ギース・ハワード「許るさーん」Tシャツは自分が向かった時点では結構数あったから新規ファンが多そうなのは間違いなさそうだし。

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