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死後の世界と生まれ変わりの話

はじめに


私は小学生くらいから、生まれて死ぬということが一体何なのかという疑問がずっとあり、21、2歳くらいの時にはいよいよ酷く、そのことが頭から離れないくらい四六時中「死」について考えていた時期がありました。

「死」に対する恐怖というのももちろんありますが、今自分が存在しているということ、そして死ねばその存在がなくなる、という一連の”宿命”ともいえるものが謎すぎて、当時就職活動に必死になっている同年代の人達の行動が、(私の感覚からすれば)よくそんなこと出来るねという、神経を疑うようなものでした。

まあ、本来こっちが神経疑われる立場なんですが。

*とはいえ、私もみんなと同じように受験も就職活動もして、普通に会社に入りました。

ただ、今振り返って思うのは、私が生きてきた時代や社会というのはどこか虚構の世界だったんだなということ。

勉強を頑張って良い学校に入り、良い会社に入って、美味しいものを食べて暮らす。

それが幸せという人生観が悪い訳ではありませんが、そこには魂に対する希薄さをどうしても感じるし、そういった「唯物主義」の洗脳によりこの世界のピラミッド構造は構築されていったのでしょう。

もし、肉体がなくなっても自分の存在は永遠に続くものだとしたら、この世界の物質的価値に対する私たちの考えもガラッと変わってしまうはず。

物質だけを全てと思い、ピラミッド社会の上を目指すことだけが目的の人生を送ってしまったら、こんな勿体無いことはないように思います。

唯物主義の価値観が終焉を迎えようとしている今、もう一度これからの生き方や価値観を見直してみようと思います。

体外離脱について

文中に、「~です。」のように断定的な表現が出てきますが、本当はわからない世界なので「~らしい」とか「~のようです」が正しい表現です。
しかし、あまり「~らしい」と繰り返すと読みにくくなるので断定的な表現をしているところもあります。ご了承ください。

実際に死後の世界があるのかはわかりませんが、この記事では”ある”ということを前提に、「死後世界」について紹介していきます。

ただ、私自身は臨死体験もないし霊感もないので、死後世界が一体どういうものであるのか皆目見当もつきません。

なので参考として、体外離脱を体験できる「ヘミシンク」のトレーナーである坂本政道先生のお話と、モーリス・バーバネルという霊媒師を通してスピリチュアルを伝えたシルバーバーチという霊的存在の霊訓をもとに、私の想像などを混ぜながら死後世界がどういったものなのかを見ていきたいと思います。

「ヘミシンクHemi-Sync)」とは、ロバート・モンローによって開発された、音を使って人間の脳波を変性意識状態へと導き、体外離脱を体験させるオーディオ・ガイダンス技術です。

「ヘミシンク」の音によって導かれた低い脳波により体外離脱をした意識は、「フォーカスレベル」と呼ばれる、様々な周波数別の界層世界を体験できます。

その世界を紹介していく前に「体外離脱」といっても色々あるようで、それをまず説明します。

脳波が低ければライトボディーは活発になってきます。

人間を構成する体は肉体を除いて、周波数の低い順に「エーテル体」から「コーザル体」まで4つのライトボディーがあります。

そのうち、体外離脱とは一般的に肉体から「アストラル体」が抜け出すもので(多分)、死後幽界で使う体がアストラル体です。

幽界とは霊界の中で1番地上に近い場所で「アストラル界」とも呼ばれる場所。

アストラル体が抜ける体外離脱は、「シルバーコード」という肉体とアストラル体を繋ぐ強固なコードで繋がっていて、伸縮はしますが、あまり遠くへは行けないようです。

*ロバート・モンローはアストラル体を「第2の体」と呼んでいました。

それとは別に、体から意識だけが抜け出すパターンの体外離脱があり、その場合は遠くまで行けたり、様々な界層の世界を訪れることができるようで、ヘミシンクの体外離脱はほとんどが、この「意識」の一部だけが抜け出すパターンのようです。

それは「霊的治療」の記事でも書いた、「バイロケーション」といわれる意識のセパレートであり、肉体に意識がありながらも、感覚だけは別次元や別の場所へと行けるものです。

例えばメモをとりながら意識だけは霊界に行くこともできる状態。

霊的治療より

「シルバーコード」の話はシルバーバーチの霊訓にもあり、死が訪れる時、その人と深い関係にあった家族や友人の霊は、シルバーコードを肉体から切り離す手伝いをするそうです。

その際、霊的なものに関心がない人であれば、霊体と肉体の結びつきが強く、シルバーコードはなかなか切れず、死の苦しみを味わいます。

反対に、霊的成長が進んでいる人は肉体と霊体の結びつきは弱く、コードは苦しみを伴わず簡単に切れるようです。

フォーカスレベル10〜21の世界

ヘミシンクでは、体験する霊的世界の周波数別界層を「フォーカスレベル」と呼びますが、それらの界層世界を、シルバーバーチが語る霊界の話と照らし合わせながら、死後の世界を見ていきたいと思います。

「フォーカスレベル」は死後世界へと入る前の界層では10・12・15・21の4つの界層があります。

番号が上がるほど周波数は高くなり、非物質に近い世界になります。

1〜9までは意識の覚醒状態。

「フォーカス10」は、肉体は寝ているが意識は起きている状態で、第2の体(アストラル体)が振動したりします。

「フォーカス12」では知覚の拡大が起こり、体外離脱のようなことが起こり始めます。(例えば視覚だけが体から抜けるような現象が起こる。)

また、知覚領域が広がるため、ガイドなど霊的存在のメッセージが伝わりやすくなります。

ちなみにガイドが私たちの前に姿を現してくれるとき、いかにもガイドです、といったすごくわかりやすい姿で現れてくれるそうですよ。

「フォーカス15」まで来ると、時間の束縛がなくなり過去や未来を見にいくことができます。未来は可能性として存在。

物理学者の保江邦夫先生は、過去と未来が決定してから今が決まるとおっしゃっていて、つまり過去も常に変化しているとおっしゃっています。

マンデラエフェクトは本当にあるのかもしれません。

時間の束縛がないフォーカス15では、自分の過去世の情報を得ることができ、それをガイドが説明してくれることもあるようです。いかにもガイドという姿で。


そして死後世界へ

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