いま

自分がいつから病んでるのかなんて分からないし、パニック起こしてたのは母いわく物心つく前だし、初めて仲間はずれにされたのだって保育園入る前だし、保育園行くのが怖くて嘔吐してたりしたし、怒られて声出なくなってたし。小学一年で隣の席の子にセクハラされて鉛筆たくさん折られて、小四過ぎる頃にはいじめっていうか、無視されたりが始まって。中学に入る頃にはもう深夜に寝付けないのが当たり前になって。人前で声が出せないのも、頭真っ白になって固まっちゃうのも、もうずっとそうで。いつ壊れたのかってもう最初からって思うくらいには私は私の人生が嫌いで。自分が生まれなければ母も結婚しなくて良かったかもしれなくて。生まれが嫌だったし、自分が嫌だったし、今も、あんまり好きではない。壊れずに生きるのも無理だったろうなと思うしね。

その中に、母とか、末弟とか、幼馴染とか、友達とか、その他諸々、こんな私に良くしてくれた人も沢山居て、良い縁だっていっぱいあって。勿体無いくらいの縁があった。私が普通の人と同じように出来なくても怒らなかったり、待ってくれたり、何度もチャンスをくれたり、とても、すごい縁だったと思う。まあ今、手元にある縁以外は全部潰したし潰れたし期待や優しさをダメにしたから申し訳ない気持ちでいっぱいだけど。善意が怖い時期もあったな。今もあんまり得意ではないし。向けられた厚意に応えられないし、何もお返し出来ないのに素直に貰うことも出来なくて。もうずっと生まれなければ良かったと、申し訳ないと、ごめんなさいで生きている。

私をナルシストと呼んだ人、もう少しひとりになるべきだと言った人、いろんなひとがいた。優しいとか、甘いとか、活字中毒とか、真面目とか、強いとか、自己中心的だとか、自分と同じだとか、路傍の石だとか。
たくさんの私に向けられた言葉がわすれられない。

私以外の誰が私を愛してくれると言うんだって思うから、私は私が好きだとも言うけど。だいきらいだ。本当は、ずっと。普通の人と同じように出来ない自分が。自分の口で自分の気持ちを言えない私が。緊張で声が出なくなる私が。人に関心を持てない私が。どうやったら好きになれるのか教えて欲しかった。どんなに愛されてる事実を認識しても実感出来ないバグをどうにかして欲しかった。必要とされたいし、この、どうしようもなく大きな劣等感をどうにかして欲しいよ。私、いつになったら、普通の人になれるんだろう。いっそ承認欲求のバケモノになれたら良かったんだけど、劣等感こじらせて自滅する未来しか見えないのよね。

まともな人たちが怖くて、でも、まともになりたくて。壊れてもうどうしようもないのに粉々になることも、治すことも出来ないまま。中途半端に人生に引っ掛かっている。いきている。昔からそう、きっつくてしんどくてどうにかなりそうなのに倒れたり出来ない。立って耐えちゃうから余計につらいのにね。集会で貧血とか立ちくらみが酷くても座り込むことも気絶することも出来ないのってつらいよ。どんなにしんどくても外っかわだけはまともでさ。人間って案外そんなものなのかもしれないけど。だから勝手に外側にレッテルを貼られていくのかもしれないけど。もうずっとどうにもならないのに。どうして生きているの。

纏まらなくなってきた。おやすみなさい。