煙草
4月21日。
特にいつも通りだったけど。
なんとなく思い出した書き留めておいたこんな話を、
さぁ、書き始めようではなくて、1ミリも理解できないかもしれない可能性が90%くらいの文章を。
ただ、書き留めただけのものを、ここに。
なんでか知らんが、私は心臓が弱い。
特に苦労もした事がないし特別とも思わないけど、
何度か心肺停止したことがある。
自覚自体は、あんまりないけれど、周りにとってはとっても不安なものらしい。
なんでだろうね。
不安なようで、素敵なようで、美しくても哀しくて、世界は本当に摩訶不思議。
美しくても醜い。
愛おしい。
ただ。
記憶に残るか残らないかくらいでいい。
1ミリも残らなくていいから、その瞬間で匂いを感じて、吐息で感じて。
紡ぐ言葉は、人を惑わす。
そんな自分に酔いしれる
そんな平たい感情表現も愛で溢れたら、急に悲しくなって、そっと掌で覆う。
これ以上、見つけてはいけない秘密を覗き込んだみたいな冷たい朝みたいに。
雪の降る朝に感じたい、この感情。
つめたくも温かくて、ライターでそっとタバコをつけるみたいに繊細で。
明瞭な音じゃなくていいから。
lowでいこう。
その不完全な音階に、引きずり込まれていく。
頭を中心に足がグルグル回って。
頭と足がくっついて、目は回っていないのに回り続ける。
落ちていくって言葉が聞こえる。
声のない音は鳴る。
心を踊らせて。
手のない足は踊る。
遠くで音が鳴る。規則的でだれもが不安になるような音。
私の存在だけは落ち着いていて、静物のまま。
そのまま。
ただ、そのまま。
ただそれは、紛れもなく生ではない。
生死の分かれ目、三途の川。
三途の川って言うのは、商品戦略みたいなもので、カテゴリは、なに?
やぁ、よくわかんないや。
だけど、
裁判で勝つように、科学者にこう言わせよう。
死の確率は80%。
生の確率は、「ゼロ」だってね。
無でもなく、見つめるものもなく、走馬灯でもなく。
気がつくとか、思いふけるとか、何かが駆け巡るとかもなくて。
特に頭の中にあった。
不毛な疑問や論理や、システム構築してきた、解決の窓口がない、ドアがない、部屋の中で。
何十もの引き出しを開けるか開けないか。
恐怖と美の狭間で揺れる私の恋心みたいな世界観の中で。
ただ、感情もなく。
それでいいよ?
それでいい。
心地いいのか、心が不安な叫び声。
精神と、肉体の離脱感覚。
叫ぶ声がする。
呼びかける。
その声がきこえる?
西洋美人の声が鳴り響く。
籠もった声は、心地がいい。
同じフレーズの繰り返し。
あぁ、何度目だろう?
黄色と赤と、ターコイズ。
ボーダーの杖を持つ男が何人も万華鏡のようにグルグル回ってお辞儀する。
渦を巻くように永遠に。
帽子を外してお辞儀する。
あぁ、杖はどこ?
表情の見えない笑顔は、奇妙だ。
昔のレコーダーみたいな感覚で。
動きは鈍い。
楽しくも苦しくもないんだ。
今の世界はそれが全てだから。
その場で、ダンスを披露する。
楽しむその指先に、相手の姿はなく。
首には、足を。
顔には、つま先を。
思いっきりぶっ飛ばされたみたいな感覚で。
四肢不足した脳内麻痺がたまらないほど、
エクスタシー。
触れるか触れないかの距離感は、心落ち着かない浮き足立った不完成な部分を見出す。
引きちぎられて、求めないで。
そのままでいて、呼びかけて。
呼び戻した私はそこにいて。
炎は、燃え尽きて、
愛は冷めないで。
さぁ。
もう一本、吸って行こうか。 ?
取り出してみた。
湿った煙草にもう火はつかないよ。
ものの数十秒で、こんな意味のない理解できない、脈絡のない文章が頭から溢れ出る。
そのまま書き留めたら、本当、意味わかんないなって毎回思うけど、綴った言葉はなんだか素敵に思えたりもする。
自分で書いた文章だけど、理想だったり幻想だったり、現実と入り混じって私の脳内には存在しているのかもしれない。
息が止まった時見た景色。
心臓が停止した落ちる瞬間に見た景色。
悲しくもなんともなくて、
不思議な景色で、みんなはどんな景色を見たことがあるんだろう?
でも、世界もそんなもんだよね。
ただ体現したみたいなもので、理解しなくてもいい、それが前提であるべきものかもしれないなって、時たま、かんがえたり、考えなかったり。
それはそれでよかったりして。
ただ、愛だった?
ああ。
そうだった。
ふぅん。
なんて思いながら、
22時47分。
peaceの煙草に火をつけた。
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