アロマから地球を考える_05
こんばんは、看護師+アロマセラピストのyukinaです。普段はアロマセラピーサロンを営んでいますが、大学生としてよく言う「学びなおし」をしている最中です。今、勉強していて楽しいのは「環境・社会学」という分野です。
元々植物と関連が深いアロマセラピストという仕事をしており、植物の絶滅や異常気象の影響を感じている日々で、学んでみたいことの1つでした。
環境と社会の関連性はとても密接です。社会というよりは経済といった方がわかりやすいかもしれません。
どんな学問なのかというと、
国内では森林の伐採は減っている
↓
木炭が主なエネルギーではなくなった現代社会に関連している
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それでは発展途上国はどうなっているの?
というような感じに、環境問題は世界規模であるからこそ、解決が難しいというのが身に沁みます。
そして今日は水のお話です。
日本は水資源が豊富な国。ヨーロッパで研修を受けていた時、水洗トイレの水やシャワーの水でトラブルに合った経験がありまして(笑)
水がある日本は良い国だと思っていたのですが、今回学んで無知だったことに気が付きました。ぜひぜひ知っていただきたいので書いていきます。
水資源の豊富さは、日本でよく問題となる「食料自給率」と関係が深いのです。日本の食品自給率は40%といわれています。
日本国内で食品を自分たちですべて育てようとすると、植物を育てるには水が必要です。この実際には見えないのですが、植物が育つまでに使っている水を「バーチャルウォーター」と呼びます。
たとえば、私は今コーヒーを飲みながら、この文章を執筆しています。この1杯に使うコーヒー豆。このコーヒー豆が育ち、私の元に届くまで、どのくらいの水が使われているでしょうか?
見えない水、「バーチャルウォーター」を計算してみます。
環境省のホームページに便利なシミュレーターがあり、そちらを利用してみます。
こちらで計算してみると、210Lの水が使われていることがわかるのです。
今は無糖で飲んでいますが、もしこれに砂糖(サトウキビ)大さじ1を入れていたとしたら、バーチャルウォーターは12L追加。
手元にあるコーヒーはマグカップ1杯ですが、222Lの水が隠れていることに気が付きます。
今日飲んでいたコーヒー豆はエチオピア産でした。コーヒー豆を輸入=水も222Lエチオピアから頂いたことになるのです。そのため食料自給率が上がると、日本は水不足になる可能性が出てきます。
一般的な湯船にお湯を張ると、必要なお湯は約200L。そう考えると目の前のコーヒーと水に感謝しかありません。
この機会にぜひ、上記のシミュレーターで今日自分が食べたものを計算してみてください。知ってみると、自然に対して考え方が少し変わります。
海外での水不足や水質汚染も日本に無関係ではないのです。私が海外から受け取るアロマセラピーのエッセンシャルオイル。これもバーチャルウォーターが関係してくるので、とても良い学びになりました。Yukina
いつもサポート頂きありがとうございます。メッセージも読ませて頂いていますので、メッセージも頂けると尚嬉しいです。新たな香り探しに使わせて頂き、執筆活動やアロマセラピーの発展に活かしていきます。今後もより楽しみながら活動していきますので、よろしくお願いいたします。