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アロマセラピストの蒸留日記_05
こんばんは、看護師+アロマセラピストのyukinaです。
お仕事でジャーマンカモミールの蒸留依頼を頂いたので、
本日はジャーマンカモミールの蒸留記録をお届けいたします。
ジャーマンカモミールの蒸留
今回、25gのジャーマンカモミールのドライフラワーを用いて水蒸気で蒸留しました。得られた精油は1滴、芳香蒸留水は300ml程度の抽出でした。
実は過去に何度も蒸留しており、一番蒸留経験が多いジャーマンカモミール。蒸留中の反応がとてもわかりやすく、蒸留していて楽しい植物です。
わかりやすさとは、エッセンシャルオイルの色が「青色」な所です。
ジャーマンカモミールは熱を加えることによってカマズレンという「青色」の物質が発生します。それがエッセンシャルオイルの色になるのです。
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青色のうがい薬(アズレン)を使ったことがある方はいますか?あの青色はこのカマズレンが研究された後、薬になっている姿です。
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ジャーマンカモミールのエッセンシャルオイル:香りについて
アロマセラピーのエッセンシャルオイルの中でも、ジャーマンカモミールは独特な香りの一つです。たった1滴だけでも香りが強いジャーマンカモミール。扱いにくい香りであることは間違いないです。なかなか他の香りとのブレンドが難しく、主張してしまいます。
しかし、突発的な怒りに対応する力は、エッセンシャルオイルの中でも随一です。
私は落ち込むことが多い性格なので、怒りという感情をそこまで感じる機会がなく、体験したことがなかったのですが、ついにこの効果を実体験することが出来ました(笑)
普段からきつめな香りだなと思って使っているのですが、とっても、とっても良い香りだったのです。思わず一人で大笑いしました。
数年ぶりの突発的な怒りという感情は、この素敵な体験でかき消されました。
消毒やアレルギー対応など、薬効に注目されがちなジャーマンカモミールですが、「沸騰するような怒りの感情」が出てきた時にぜひ香りを楽しんでみてください。本当に良い香りです(笑)
本日もお読みいただき、ありがとうございました。 yukina
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いつもサポート頂きありがとうございます。メッセージも読ませて頂いていますので、メッセージも頂けると尚嬉しいです。新たな香り探しに使わせて頂き、執筆活動やアロマセラピーの発展に活かしていきます。今後もより楽しみながら活動していきますので、よろしくお願いいたします。