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僕等はみんな、差別する……の続き(衰退ポルノ)
これの続きというか、twitterを眺めていて思ったことですが。
これ、バリアフリーを求めたとかそういうのでは全くなくて、単に
日本はこんなにもバリアフリーが進んでいない!
「問題提起」しただけの車椅子の女性を虐める民度!
人権意識が低いヘルジャッパーアアン!
こんなんだから衰退するんだ!衰退途上国!
という衰退ポルノを楽しんでるだけな気がしてきました。
要は絶対に実現不能な無理難題を吹っかけて騒いでいるだけ。
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だって現実的に考えて、健常者がどの席でも見れることが特権であり、車椅子だってどの席でも見れる権利を確保するとしたらどうするか。
映画館の階段をすべて取り払い、一般の車いすでも登れるように緩いスロープにしなくてはいけない。
横列の座席スペースの椅子は車椅子が入れるように完全に縦に収納可能にしなくてはいけない。
車いすが通れるように前後の幅も広げなくてはいけないので座席数も減ります。
どう考えても無理ですよ、こんなの。
しかもこれで車椅子のお客がいっぱい来るならともかくとして、そうじゃないでしょう。
第一、これを全映画館にやらせたらどうなるか。
真っ先に死ぬのは、意識高い人たちが好きそうなマイナー映画を上映するミニシアター系の小規模映画館でしょ。
障害を持つ人でも思い立って自由な席で見れるのが平等だ!という建付けなら、ミニシアター系だってバリアフリーに改装しないといけませんけど、どう考えても出来るはずはない。
無理にやったら破産確定でしょうし、やらないなら差別。
まあ、あの手の人たちは
経営規模の小さいところはバリアフリー対象から除く!
シネコンでもミニシアター系の映画を上映せよ!上映しないのは差別!
とか言い出しかねない感はありますが。
ということで、これはバリアフリーの推進を望むとか、よりよい社会を目指す問題提起とかではなくて、衰退ポルノ、半日ポルノ愛好家の人権後進国ヘルジャパンというポルノ上映会なんだな、と思っています。
シネコン系が頑張ってできる範囲でバリアフリー化を推し進めても完ぺきにはいかないわけで、そうなれば今後も「完全なバリアフリー」を要求して文句付け続けられますからね。
ポルノのズリネタは尽きない。
今回は短く。