そのふざけた態度を改めろ(トーンポリシングとか)
自分でやったこのtweet
これについて引用で怒られが3件発生しました。
(https://twitter.com/nohate38306133/status/1731107871318782142より引用)
一件は鍵なので内容不明ですけど、まあ怒られてるんでしょう。
鍵アカからの引用はシステム上アリなので仕方ないですけど、引用者くらいは表示してほしいですね。
まあそれはいいか。
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ただ、誤解してほしくないんですけど、このツイート自体は普通に本音です。
以前の記事でも書きましたけど、真に恐るべきリベラルは
選民意識を押し隠して、やらかした時に謝るべきところは謝り、自説を柔らかい言葉で語るリベラル
だと僕は思っています。
なので、命令口調をやめたとしたらそれは大いなる進歩であり、僕のようなアンチ・J・リベラルからすると脅威なんですよね。
だって普通に考えて、
命令口調で指図されて、それに従う人なんて絶無
ですよ。
仮に言っていることが正しそうでも命令口調そのものを拒絶する人はいるでしょう。
ちなみに僕もそうです。
人に何か要求するならお願いしますくらいはつけません?
高圧的な命令口調が通じるのは、それこそ軍隊並みの強固な上下関係の組織だけです。
今時、大学での教官と学生、職場の上司と部下のような明確に上下関係がある時だって露骨な命令口調を使う人なんてまずいないと思いますが。
アカハラとかパワハラとか言われそうですし。
こんなご時世なのに、ましてやネットの有象無象が命令口調で他人に指図して、言われた側がそれに従うなんてまずありえません。
しかも上下関係とか命令権限もないんですから、どう考えても命令口調は百害あって一利なしだと思うんですよね。
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彼らがなんでこう命令口調が大好きなのか。
僕なりに推測しますと、彼らの中には
「自分たちは正しい」という強固な信仰があり、正しい自分たちの言葉に周囲(正しくない=劣位の存在である)は従って然るべき、という考え
があるんだろうーなと思ってます。
……まあこの時点で既に色々と正しくないんですけど。
世の中に絶対に正しい思想なんてものがあるとすれば、それは宗教でしかないですし、宗教家の「正しい」教義を、その宗教の教徒でない人が正しいと認めることは多分無いです。
例えば統一ナントカの人たちは自分達の教義を「正しい」と思ってるでしょうけど、教徒以外の人はそうは思わないでしょ?
ともあれ「相手に聞いてもらうために口調を選び丁寧に語る」というのは誤っている、劣っている相手に対する譲歩、という認知になり、それがきっと我慢ならないれないんだろう、と。
ただ、本当に世の中を変えたいならば、口調を選び共感を得て賛同者を増やそうとするのは当たり前だと思うんですよね。
だって
暴力革命とかやらない限り
この社会を変えるためには民主主義、多数決のルールで戦わなければいけないし、そのルールで勝つためには賛同者を集めないといけない。
なぜ正しい我らが衆愚の機嫌などとらねばならぬ!そんな屈辱受け入れがたい!といいたいのかもしれませんが、少しくらいは妥協しましょうよ。
臥薪嘗胆という言葉もあるじゃないですか。
彼らはこの高慢ちきな命令口調で本当に世直しする気があるのか、聞きたいところです。
愚昧な世間に敢然と物申す自分、我が正しさを受け入れない頑迷な世間に抗う自分、理解されずとも戦う殉教者のような自分に酔いたいなら、まあこのままでいいんですけど。
……ていうかですね、「正しい」主張ならどんな言い方でも皆が受けいれて当たり前なら、差別も戦争もとっくになくなってるし、話術、交渉術なんてものも必要ないはずなんですよ。
残念ながらそう簡単にはいかないからこそ、今があるわけでしょ。
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僕は自由主義は愛していますが、日本の自称リベラル派、J・リベラルは、
全体主義的で思想統制的で多様性を認めない、自由主義と真逆の思想を持ってるくせに、自由主義を名乗るペテン師のカスで、しかもその自覚がない真の邪悪
だと思っています。
なので、これまで通り独善的かつ高慢ちきな命令口調で世間を辟易とさせ、何か言われたらトオォォーンンンポリシングゥゥゥゥウウウ!!!と喚いていてくれる方がありがたいんですよね。
進歩なんてしないで、昔のままの貴方たちでいてほしい。
割と真剣にそう思ってます。