スズキとトヨタ、インド市場での攻勢強化
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スズキとトヨタは、成長が見込まれるインド市場で販売網を拡大し、新工場を設立するなど、日本車メーカーの戦略を強化している。中国市場での苦戦により、インドが北米に次ぐ収益基盤としての重要性が増している。
スズキの販売網拡大計画
スズキは、2030年度までにインドでの自動車販売店を7割増の6800店舗まで拡大する計画を発表。インドの地方都市にも販売網を広げ、新車販売の需要拡大に対応するため、出店ペースを年500店に加速させる。
トヨタの新工場設立
トヨタはインド事業を強化し、7月に州政府と新工場設立の基本合意を締結した。これにより、販売拡大を目指し、インド国内での生産能力を向上させることを目指している。
中国市場の苦戦とインド市場へのシフト
日本車メーカーは、中国市場での販売不振に苦しんでいる。これに対し、インドは中国勢の参入障壁を設けており、競争を避けることができる。スズキはインドをEVの輸出拠点に育てることを計画している。
10年後の未来を読み解くヒント
インドは成長市場として、今後10年で人口増加と所得上昇に伴う自動車需要の拡大が予想される。すでにインドは中国を超えた世界一の人口を抱えており、今後世界経済における存在感が一層増していくことになる。
キーワード解説
「インド市場の成長性」では、14億人以上の人口を抱えるインドの経済発展が、自動車業界に新たなチャンスを提供している。「EV輸出拠点」では、スズキがインドを電気自動車のグローバル輸出拠点に育てる計画が示されている。
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