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デジタル通貨による国際決済実験、三菱UFJなど主要銀行が参加

ニュースのまとめ

日米欧の主要銀行が、デジタル通貨を用いた国際決済の実証実験「アゴラプロジェクト」に参加しています。三菱UFJ銀行を含む3メガバンクに加え、JPモルガン・チェースやシティなど世界40社超の金融機関が名を連ね、越境送金のコスト削減と迅速化を目指しています。25年末までに制度設計や課題整理が進む見通しです。

ポイント1: 越境送金の現状と課題

現在の国際送金は、スイフトを介して複数の銀行を経由するため、送金に数日から1カ月かかることがあります。さらに、手数料も高額で、特に少額送金において負担が大きいことが指摘されています。

ポイント2: ブロックチェーンとCBDCの活用

今回の実証実験では、中央銀行デジタル通貨(CBDC)やブロックチェーン技術を用いて、国際決済を迅速かつ低コストで行うことを目指しています。データの改ざんが困難なブロックチェーン技術により、安全性を確保しながらの送金が可能になると期待されています。

ポイント3: 並行するプロジェクトの存在

3メガバンクは、スイフトを用いたブロックチェーン技術による国際送金プロジェクトにも参加しており、異なる技術を使いながら、今後の業界標準を見極めるために複数の実験に取り組んでいます。

このニュースから読み解く未来

この動きから、各国が中央銀行デジタル通貨(CBDC)を導入していく流れはほぼ確定路線なのかなと思います。10年先ではないかも知れませんが、金融のデジタル化が促進されることを想定しておくのが良さそうです。


☝️この記事はDiscordコミュニティ「10年後の未来ラボ」の投稿の引用です。ご興味がある方は、ぜひ「10年後の未来ラボ」にご参加ください。

https://share.hsforms.com/1jqo4gTdXS_-xc-GqcqYxQQrfl4p

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