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人気の職業ランキングをひっくり返すには?【#今日の朝刊(1日遅れ) ボクの注目記事】2020/09/02
職業の人気度を決定する要素はたくさんあります。
待遇や収入などももちろん大切ですが、
最近は医療従事者の人気が改めて高まっています。
その理由は「世の中のためになる仕事だから」
といったところでしょうか。
しかし、世の中のためにならない仕事など、
継続的に仕事として残っていかないわけで、
不人気の理由は待遇などばかりが注目されて
「その仕事がどのように社会に貢献しているか」が
理解されていないからかもしれません。
今日の「一番気になる」は、ある不人気職業を
人気の職業にしようと挑戦する起業家を紹介する記事。
大切なのは、「価値のパラダイムシフト」
にあるのではないかと思います。
◉今日の一番気になる
・トラック運転手を人気職業に
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63096380X20C20A8TL3000/
”共働き世帯の増加で荷物の再配達が増えており、
ドライバーはピックゴーを使えば
隙間時間を有効に使える。
「地方では買い物のために車を手放せない高齢者も多い。
そういった人のために活動すれば、
ドライバーを車の運転で社会貢献をする人
という位置に引き上げられる」”
物流系は宅配需要が増えて人手不足というが、
これは人間の動きが「買いに行く」から
「注文し、運んでもらう」へと変化したからであって、
物流業界がそれを担っているから。
「わざわざ買いに行かなくても商品が買える」
というのは、歴史的にはすごい価値転換なわけで、
それはアマゾンなどネット企業の功績と思いがちだが、
それを支える物流業界もまた、このパラダイムシフトの
影の立役者だということを考えれば、
物流業界への見方は変わるのではないか。
記事で紹介されている松本さんもまた、
そうした価値のパラダイムシフトに挑戦している、
といってもいいのではないか。
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◉政治
◉経済
・購買履歴でスマホ広告
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63294500R00C20A9MM8000/
カルチュア・コンビニエンス・クラブ
と同じ戦略ですね。
自社サービスは収益エンジンであると同時に
データを収集し戦略を売るための仕組みでもある。
一方で、最近のデータ活用ルールの厳格化の流れがあり、
取得したデータが自由に使える時代ではなくなりつつある。
せっかく収集したデータをうまく活用できるかが
成否の鍵となりそうですね。
◉社会
・【経済教室】危機が変える「会社と個人」(下) 採用での「冗長性」の是非注目
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63294180R00C20A9KE8000/
冗長性というキーワード。
偶然の出会いや、じっくり話すことでわかることなど、
目先の未来には必要性が高くなくとも、
遠い未来で役立つかもしれない不確実な価値。
ジョブ型雇用やリモートワークはこの冗長性を
あまり評価しないトレンドを生み出す一方、
冗長性を手放していいのかについては議論が分かれる。
◉技術
・MRが変える製造現場
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63322610R00C20A9TJ2000/
”「こんにちは、はじめまして」。
ホロレンズを装着して周囲を見渡すと、
何もない空間に男性の姿が現れた。
画像の解像度は粗いが、奥行きを感じられる。
相手先に設置した3Dセンサーとカメラが
離れた場所にいる人の情報を立体的に捉え、
ホロレンズを通じて見えるようにする。
文字のチャットよりも、ビデオ通話の方が
微妙なニュアンスを伝えられる。
3次元映像になれば臨場感はさらに増す。”
製造現場のOJTもMR(複合現実)で
リモートかができるだろうというお話。
実用レベルになるのはいつ頃だろうか。
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