【万物流転】
という意味のラテン語、
“omnia mutantur"というタイトルの
ブログを大学の先輩が書いていました。
こんばんわ、哲学好きのマーケターです。
万物流転というのは、
この世の中にあるものは、
一時として同じ状態にはなく、
常に変化している、という考え方です。
難しいですね。
今日も今日とてChatGPTについて
話に花が咲く日でした。
ある人とは、
「これで今までできなかったことができる!」
という話。
ある人とは、
「これは人の世をどう変えるのか?」
という話。
どちらがいいということはありません。
ただ、歴史を見て思うのは、
人間は鉄を手に入れたおかげで、
農業生産を飛躍的に向上させながら
人を殺す力を高めたように、
新しい技術はプラスの面も
マイナスの面も生み出すのが常。
そして、もっといえば、
技術によって人間自身も変化します。
それも、思いのほか容易く変化します。
世界も自分も、実は絶えず変化する。
自分は変わっていないというのは、
単なる思い込みだと思うのです。
同様に、自分は変われないというのも
思い込みだと思っています。
人間は、この世界のあらゆるものに
影響されて、変化しながら生きている。
自分が生み出したものにすら影響されて、
変化していく。
だからこそ、いまはAIが面白い。
これが、世界をどう変えるのか。
人間をどう変えるのか。
そして、これによって変わらないもの、
普遍的なものが一層際立つかもしれない。
しかし、普遍的だと思ったものが、
次の日変化しているかもしれない。
確かなことなど何もない。
そう思えば、何も怖いことはない。
昨日受けたキャリア理論のセミナーで、
僕がもっともこだわりがないのは
「安定」だそうです。
#多分そう