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ユニ・チャーム、売上高1兆円突破へ 自己実現価値やサブスクモデルなど挑戦続々と


ニュースのまとめ

ユニ・チャームは、2024年12月期に売上高1兆円を突破し、花王・資生堂に続く3社目となる見通しです。物価高にもかかわらず、増収増益を達成する背景には、単なる価格転嫁ではなく、付加価値を重視した商品戦略があります。特に、中国市場での成功例を基に、独自の商品開発を進めている高原社長の成長戦略が注目されています。


ポイント1: 価値転嫁戦略

ユニ・チャームは、単なる価格引き上げではなく、「価値」を付加することで顧客に新たな魅力を提供しています。吸収力や情緒的価値、自己実現価値を組み合わせた商品開発により、消費者のニーズに応え続けています。

ポイント2: 中国市場での成功

中国で人気を博したショーツ型ナプキンは、機能性と自己実現の価値を組み合わせた商品です。顧客が自分のスタイルを追求できる製品が、販売拡大に寄与しています。

ポイント3: サブスクリプションモデルの展開

幼稚園向けのおむつ定額サービスや、妊活サポート用の「妊活おりものシート」など、社会的課題に応じた新サービスを導入。顧客の負担を軽減しつつ、ユニークな価値提供を実現しています。

この事例のマーケティング的な学び

自己実現価値って言葉はなんだかとても今風です。消費選択自体が一つの自己表現になっている時代だからこそ、購買が消費者のセルフイメージにどう影響を与えるかを考えるのは重要ですね。

#ユニチャーム #高原豪久 #価値転嫁 #中国市場 #サブスクリプション

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