「半妖の夜叉姫」の大好きで印象的なシーン
私が、「半妖の夜叉姫」の大好きで印象的なシーンを急に語りたくなった。
※※ ネタバレあります 未視聴の方は注意 ※※
「私、理玖のことが好きだ!」(1期21話)
第21話より
ミステリアスな青年・理玖と再会するとわちゃん。
彼と紅茶を飲み交流を深めたり、朔で妖力が失われ戦えないとわちゃんを理玖が守って負傷するなどと
「いい雰囲気」に。
日が昇り、妖力が戻ったとわちゃんは理玖に向かって叫ぶ。
「愛とか恋とかよく分かんないけど好きって気持ちなら分かる!」
「私、理玖のことが好きだ!」
そして自分の目に宿した虹色真珠(銀)を理玖に自ら渡す。
とわちゃんの思いがけない行動に驚き、自分を「紛い物」と自虐的に語る理玖にとわちゃんは
「私だって中途半端な半妖なんだしそんなこと気にする必要ないよ。理玖は理玖なんだから」
と優しく背中を押した……
……
とわちゃんの理玖に対する強い愛を感じる尊いシーンで大好き!
しかし直球に「好きだ!」と叫んだのは驚いたな…(゜Д゜;)
理玖の
「オイラは生き物としては紛いものの類いですから」
というセリフは何気に後の伏線だったりするんだよね…
麒麟丸の関係者ということが示唆された彼に対しても、
大事な虹色真珠を渡してしまったり、ありのままの姿を優しく認めて背中を押してやるなど
とわちゃんが本当に心の優しい素敵な娘だな…と改めて思った。
理玖、良かったな…自分の事を認めてくれて愛を注いでくれる、素敵な人に出会えて。(´;ω;`)
その理玖との淡い恋模様も気になる!(`・ω・´)
++
「全部私が悪いんだ」(1期3話)
第3話より
10年ぶりに再会した妹・せつな
しかし彼女は記憶を失い、自分の事を「お前なんか知らない」と刃を向ける……
さらに眠りを失っていたことも判明。
もろは曰く「夢の胡蝶」と呼ばれる存在の仕業らしいが、これに強いショックを受けたとわちゃん。
せつなと生き別れた10年前の火事の際、二人で逃げていたときにせつなの手を離したことを酷く悔やみ、
自分を責めて泣いた……
……
とわちゃん泣かないで…(´;ω;`)
せつなを本当に大事に想っているとわちゃん。
愛する存在を守ることが出来ず、悲しい思いをさせたことを悔やんで泣いてしまう彼女の心境があまりにも辛すぎる……
とわちゃんの声を担当する松本沙羅さんの声や演技から悲痛な想いが伝わってきてこっちまで悲しくなる……
声優さんはやっぱりすごい!
++
「ほんとによかった」(1期19話)
第19話より
もろはを「服に泥をかけた」という理由で恨む愛矢姫に騙され、
合戦で争う羽目になったせつな達退治屋ともろはたち賞金稼ぎ!
とわちゃんも二人を止めるために奔走し、場はハチャメチャになってしまう!
退治屋のお頭である琥珀のおかげでその場は落ち着いたものの…
とわちゃんは無断でいなくなった上に振り回した二人にご立腹?
と思いきや…
帰り道、とわちゃんは二人を抱きしめ、
「ほんとによかった」と言って泣きながら二人の無事を喜んでくれた。
とわちゃんに心配をかけさせてしまったことを実感し、せつなともろはは罪悪感を感じてしまうのだった…
……
尊いっ!かわいすぎる3人とも…
とわちゃんの二人を想う愛の深さと慈悲、無事でいてくれたことに感極まって泣いてしまうピュアさにときめいた。
愛する人を心から思いやれるとわちゃんなんて良い子……
もろはとせつなもとわちゃんに対する申し訳ない思いがあったんだな。
Twitterでは「カオスなギャグ回ではあったけど、とわが本当にこの二人を好きなんだと再実感出来た神回」という意見が。
この回はギャグに全振りしてるので何も考えずに見られるのが楽しいwwww
でも最後のこのシーンでは、とわちゃんの二人への「大好き!」が伝わってきてほっこり。
3人の友情と家族愛は永遠!(`・ω・´)
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「自分を責め、相手を想う似た者同士の姉妹」(2期37話)
第37話より
是露の陰謀で暴走し我を失うとわちゃん
その目的は、是露を斬らせることで縁でつながれている双子の母・りんちゃんを葬り彼女に心の傷と強い後悔を背負わせるため…
彼女を救うためにりんちゃんから託された「あるもの」とともに駆けつけたせつな
「あるもの」とはせつなの記憶を封じた夢の胡蝶。
「せつなは自分の事を忘れ、私ばかりが現代で孤独で悲しい思いをしていた」
と悲しんでいたとわちゃんだったが、夢の胡蝶が映し出したのは
生き別れてからもずっと姉を捜し求め、記憶を失うまで「私のせいでとわ姉ちゃんが…」と自分を責めて泣いていたせつなの姿…
とわちゃんはせつなの手を離したことを悔やみずっと自責の念に駆られたが、
その思いはせつなも一緒だった……
「あのとき、私のせいで…」抱き合って涙ながら想いを伝え合う姉妹。
ずっと離ればなれだった二人の絆と愛は、長き時を経てようやく報われた。
……
良かったよおおおおお(´;ω;`)
去年のクリスマス放送のエピソードだったが、良きクリスマスプレゼントだった…
ずっとすれ違ってきた二人の思いが、やっと通じ合って…
せつなも記憶が戻って……
姉妹のお互いを想う愛が報われたことに感動しかない。
泣きながら後悔を伝える二人、最高に尊かった…
ありがとうございます(´;ω;`)
ちなみにタイトル「自分を責め、相手を想う似た者同士の姉妹」は「『半妖の夜叉姫』坂本真綾が表現した美しい是露の最期 年内ラストは愛に満たされた回に」より…
りんちゃんも呪いから解放され、殺生丸に抱きしめられたシーンを見て泣きそうに…
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「誰かが取り決めたルールに従っていなければ異物とされる」(1期2話)
第2話より
とわちゃんを逆恨みする不良達が、義理の妹である芽衣ちゃんを人質にとる。
卑劣な手にかかり絶体絶命のとわちゃん…そのとき脳裏によぎるは小さいころの草太パパとの約束。
「半妖の能力を人前で使っちゃダメ」
約束を守れなくなってしまうことを詫びつつ能力を解放し、窮地を切り抜けて不良と喧嘩!?
だけど大好きな義理の姉に喧嘩して欲しくない芽衣ちゃんがとわちゃんを制止。
喧嘩の最中の義姉妹のやりとりに拍子抜けした不良達はパトカーのサイレンに怯えて逃げ出していった。
泣き出した芽衣ちゃんを優しく抱き留めるとわちゃん。
その胸の中には、家族への温かい愛と現代への不満があった。
「周りと違う」それを理由に異端視されてきた過去…
……
彼女の嘆く気持ちが理解できてしまう…(´;ω;`)
ホントに「周囲と違う」人や物に対する世間の風当たりは強い。
にしても芽衣ちゃんに「お姉ちゃんだって本当は女の子らしく可愛くしてた方がいいんでしょ!?」と指摘された際のとわちゃん…wwwwwww
その前まで勇ましい顔をしてたのに、急にデレっとして何も言えなくなるのかわいすぎる!
あまり「今のは○○ハラスメント!」などと騒ぎすぎるのも良くないが、その人の持つ個性とか違いに寛容になって欲しいな…
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「もういいのか?」「だから何が?」(1期14話)
第14話より
一同が対峙した焔は、とわちゃんとせつなが引き裂かれた火事の実行犯だった…!
「お前のせいでせつなと引き裂かれた」と激しく怒るとわちゃんは、焔を自分で討つと躍起になる。
だがそこに焔が異常なまでの愛を向ける女性・玉乃さんが現れる。
自分を異常なまでに束縛し、病的な嫉妬から次々と彼女を見た男性を殺していった焔への別れを告げた。
強いショックを受けた焔は自分の屋敷ごと自身の炎で燃え尽き命を落とす……
許せない相手に何も出来ないまま死なせてしまった。
せつなの前では気丈に振る舞っていたとわちゃんだったが、その表情は悲痛で…
……
去年の新年一発目回。
結末があまりに重たすぎる…でも好き。
忌々しい事件を起こした相手に何も出来ずに死なれるというのは辛いし悔しい……(´;ω;`)
スマホを手にうつむくとわちゃんの悲しそうな表情。
こちらにもその痛みや悔しさ、苦しみが伝わってくるようで胸が痛むよ…(´;ω;`)
というか焔がヤンデレすぎる。
異常な嫉妬、束縛、監禁、誘拐……(゜Д゜;)
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