【ネタバレあり】「水星の魔女」エラン君への愛を語る!❤
>8/24,挿絵一点追加しました。
唐突に語りたくなった。
私の最推しである「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の
「エラン・ケレス」について……!!
※※ 以下、盛大なネタバレがあります。注意して下さい ※※
・アスティカシア高等専門学園 三年生
・ペイル寮 所属
・決闘委員会 所属
・パイロット科 在籍
・学籍番号 KP002
・搭乗ガンダム ガンダム・ファラクト
・CV:花江夏樹さん
紫の球にふさのついた耳飾りが特徴の、見目麗しい儚げな少年。
白い手袋や首元のリボンなど気品を感じさせる佇まいが特徴。
一部女子生徒からはクールな風貌から「氷の君」と呼ばれ人気を集めてる。
誰に対しても心を開かず、関わりも持たない(話しかけられたら応答や返事はするが)
その一方で編入生である今作主人公・スレッタの戦いぶりを見て何かを感じとったのか
彼女を気にかけ、周囲が驚くほど積極的に交流を図る。
初見で「私好みの男の子キターー!!」と好きになった子。
見た目から雰囲気、公式紹介文の内容まで私の好きな要素しかないよ。
「学園の誰にも心を開かない」と紹介されているのにその直後「スレッタに対して興味」って…!!
スレッタとの関係が気になった子だよ…!!
(このとき発表された他のキャラが紹介文でスレッタとの関係性が明記されてなかったので)
実を言うと担当声優さん発表前に、
「花江夏樹さんとか声担当してそう…」
って思ったら
ま、まさかホントに当たるとは……!!?
この情報とか、アニメ放送開始(2022年10月2日)1週間前にテレビ放送された
「プロローグ」を見てますます「早く彼に会いたいな」とワクワクが募っていった。
そして、10/2に放送された第1話。
出番は少しだったけど早速登場したこと、台詞があったことが嬉しくて。
続く2話(10/9放送)では、ガンダム使用容疑で拘束されたスレッタを心配し
彼女の元に直接出向き
「おなかすいてない?」
とお弁当を差し入れてあげる心優しさを見せる。
こんなことされたら惚れてしまう…!!
というか部屋に入ってくるなり「おなかすいてない?」と彼女を気にかける言葉から始めるの…いいね。
スレッタそこ代われ
ご飯を食べて、安心から泣いてしまうスレッタを見てるときの横顔が凄く美しくて……っ
こんなきれいなお顔に見つめられたい!!
初対面の自分になぜここまで優しくしてくれるのか疑問に思うスレッタに対して
「キミに興味があったから」
「君のことをもっと知りたい」
とぐいぐい迫る積極性!ドッキドキだ…
そりゃスレッタでなくてもキュンキュンしちゃうよ。
その後も3話で連絡先交換、スレッタの「やりたいこと」を知って応援したり
4話ではスレッタを自分が筆頭を務めるペイル寮に誘ったりと親切な貴公子っぷりを発揮。
ところが、5話で衝撃の事実が判明
「強化人士(きょうかじんし)4号」
彼の決闘をモニターで見つめるペイル社の人間たちは彼をそう呼ぶ。
「強化人士」とはガンダムに乗ることで体に生じる、データストームの負荷に耐えられるように体を改造された被験体のこと。
歴代ガンダムシリーズで言う「強化人間」。
しかも「エアリアル調査のために“用意”した」という気になる言葉まで……
エラン君はどうやらスレッタを自分と同じ強化人士だと思っている様子。
そんなエラン君からとある「お誘い」を受けるスレッタ。
気になっていたエラン君から誘われてソワソワするスレッタだが、
その背景には彼の悲しく重たい境遇や宿命があった。
……デート当日、スレッタは「保護者」(チュチュ先輩曰く)のエアリアルと一緒。
エアリアルを操作しながら、二人はいい雰囲気?に。
すると、エラン君から「エアリアルに一人で乗ってみたい」と頼まれる……
だがそこで事件発生
エアリアルに乗り込み、ペイル社から命じられたとおりに調査を行うエラン君。
「君は、僕とは違う…!」
機体とリンクする際の不快感を感じ取らなかったこと、
その際に身体に浮かび上がる赤いあざが浮かび上がってこなかったこと。
この出来事や直前のスレッタとのやりとりを踏まえ、
スレッタのことを「自分と違う存在」と認識するエラン君、
ヘルメットを脱いで投げつけるほどの強い動揺を見せる。
そんな彼がエアリアルから降りてきたあと、スレッタに対しての態度は今までとは大きく異なっていた……
「鬱陶しいよ君は」
「モビルスーツが家族?
あんなもの僕には呪いでしかない。
同じだと思ってたのに。君は…僕と」
人が変わったかのような辛らつな言葉。
強いショックでスレッタの目からは涙が…
過去の記憶や自分のアイデンティティなど、全てを失った「強化人士」として過酷な日々を送り続けていたエラン君。
精神的に強く追い詰められ、スレッタのことも「きっと同胞だ」と思って希望を見いだしたけどそれもダメで…
心が強く折れて、今まで優しくしていたスレッタにもショックで冷たい態度をとってしまって…
このシーンは彼の深い悲しみや痛み、絶望が伝わってくる…
放送当時、彼の豹変ぶりを批判していた人も多々いたようでそれが辛い。
(私は直接そういう意見は目にしなかったので幸いだったけど)
ショックな気持ちはわかるが彼にも色々辛い事情があってこういう態度をとったんだよ、だから責めないでやってって声を大にして言いたい!!!!!
それに優しい王子様キャラと激重感情を秘めた強化人間としてのギャップ・二面性とか刺さる……(待
守ってやりたい、救ってやりたい……(ノД`)
スレッタとエラン君のデートの一報を知ったグエルがいてもたってもいられず駆けつけると、明らかに雰囲気が重い。
涙で濡れた顔のスレッタを見て状況を察し、怒りに震えるグエルに決闘を挑むエラン君。
新型機、ガンダム・ファラクトのテストも兼ねての決闘はエラン君がディランザを駆るグエルに圧勝。
エアリアルを賭けてスレッタに決闘を申し込む…
続く6話では、さらに衝撃の事実が判明!
スレッタとの決闘を控えるエラン君の前に現れたのは…
「よう、久しぶりだね―――
―――“ 俺 ” 。」
エラン君とうり二つの容姿に声を持つ一人の男性。しかし表情やしゃべり方は正反対。
「エラン様」と呼ばれる彼こそが…
本物の「エラン・ケレス」。
そして「4号」であるエラン君は、
彼の影武者だった。
顔も声も整形で彼と同じにされていた。
このシーン初見でかなり衝撃だったんだが。
推しがまさか別人の影武者だなんて誰が思うんだこれ。
オリジナルのエラン、4号のエラン君とかなり別人じゃないですかーやだー
にしても「同じ顔だけど別人の二人(後にもう一人増えるが/後述)」を見事に演じ分ける花江さん、すごいよ…
そして迎えたスレッタとエラン君の決闘は、エラン君が優勢。
だがエアリアルの謎の力がファラクトの動きを止め、人型の幻影がファラクトを取り囲む。
このとき現れる幻影の形、声は……?
そして激しい攻撃がファラクトを貫いてスレッタとエアリアルが勝利。
敗北したエラン君の脳裏によぎったのは、一人の女性の姿。
優しげな風貌のその女性は、ろうそくの刺さったケーキを用意している。
その温かな記憶に浸りながら、エラン君は満たされて穏やかな表情を浮かべる。
彼女は一体何者なのか…
彼女に関する掘り下げは作中でなかったけど、おそらくはお母さんかな?
「エランさんの事を教えてください」
とスレッタに言われていた通り、エラン君は己の事を語る。
「いたんだ昔。誕生日祝ってくれる人。僕には何もないと思っていた。
けど…そうじゃなかった。そうじゃなかったんだ」
影武者・被験体となる前の記憶かな。
自分には何もないと想ってたけど、温かい記憶を思い出せて本当に良かったね…(´;ω;`)
スレッタに「そんなのおかしい…です」「エランさんに何もないなんてこと…絶対にないです!」と優しく強く励まされ、
エラン君は「そうだね…おかしいね」と微笑む。
エラン君、デレたーーーーーーー!!❤
台詞の言い方も可愛い!!
スレッタの言い分に「そうだね」って素直に応じるの可愛すぎかよ……天使か……
スレッタとは完全にわかり合えたようで、宇宙空間で寄り添う二人が美しい。
スレッタの「理解ある花嫁」ミオリネさんも、
デートの前は「ロミジュリったら許さないからね!」とか怒ってたけどなんだかんだで二人の仲を認めるのだった。
スレッタの思いを尊重したんだな…(●´ω`●)
と、ここまで「だけ」だとハッピーエンドに見えるが……
一体いつから、今作は田舎からの編入生がエリートに囲まれてドッキドキの学園ライフを送る青春アニメだと錯覚していた?
―――数日後?
学園敷地内のベンチでエラン君を待つスレッタ。付き添いのミオリネさん。
待ち人はなかなか「来ない」様子。
ミオリネさんはスレッタに門限を守るよう忠告しその場を後にする。
一方、ペイル社。
ファラクトの開発担当であるベルメリアさん、「何か」を必死でCEOたちに訴えるがその言葉は届かない……
ペイル社の一室には
暗い表情で四肢を拘束されたエラン君の姿……
エアリアルを奪う任務に失敗したことで、「用済み」と判断され処分される寸前だった。
「ハッピーバースデー…トゥーユー…」
口元にかすかな笑みをたたえ、口ずさむは思い出深い「誕生日」を祝う歌。
そして、目の前にある謎の装置がまばゆい光を放ち―――――
―――そんな悲劇を知るよしもなく、「彼」の到来を今か今かと待つスレッタ。
「まだかなあ、エランさん」
……まじで1ヶ月以上引きずった、このシーン。
こんなの、あんまりだ……(´;ω;`)
任務に失敗したからってこんな仕打ち……
人 の 心 と か な い ん か ?
…いやあったらこんなことしてないですよねはいorz
なんつーブラック企業だ、この会社……
たった6話でメインキャラが…って…それも推しが……
命を物としか見なしてない上「替えはいくらでもいる」と言うCEOの言動はホントに憤りを覚えた……
ホントこの気持ちが良くわかる…
(ちなみになぜタケモトピアノかって?
CEOたちの容姿がCMダンサーとよく似てるため。ちょうど4人いるし)
っていうかこの使われ方のせいでハッピーバースデーが鬱ソングになってしまうよ!!orz
(「プロローグ」でも17話でも不穏なシーンでこの歌が使われているため…)
ちなみにこのとき、画面に「10:10」と言う時刻が現れるが
「テン・コード」の「10-10」
つまり、「通信終了」「さようなら」を指しているのでは?
と言う説も……
ただでさえあまりの過酷な展開に打ちのめされてるのに、
とどめを刺すように「さようなら」の暗示(ではないかと言われているもの)……
人 の 心 と か な い ん か ? (2度目)
でもこういうの好き。オタクが好きな奴。
画面に映る物に色々なメッセージを込めてるとか…!!
その後はオリジナルのエランの暗躍、
そして4号のエラン君の後釜である「強化人士5号」のエランが登場しバトンタッチ。
長いこと彼に関して作中では触れなかったものの…
最終回、かけがえのない奇跡
母であるプロスペラ、そして彼女の「実の娘」エリクト(=エアリアル)を救うため
新型機、ガンダム・キャリバーンに乗りデータストームの負荷に苦しみながらも奮闘するスレッタ
(エアリアルに乗ってた頃は、エアリアルの中にいたエリクトがそれを全て肩代わりしていたのでスレッタに負荷はなかった)
と、そこに…
見覚えのある耳飾り、白いリボン。
「また困ってる?」と心配する優しい声…
データストームの中で思念体となって生きていた4号のエラン君。
5号から全てを聞いていたスレッタは自分のせいでエラン君が命を落とす結末になったのではないかと気に病むも、
君との決闘は悔やんでいないとエラン君。
そして、いつかの待ち合わせに行けなかったことをきちんと謝罪する……
…初対面の時と言い、なんって優しいんだこの子(´;ω;`)
自分のせいで待ち合わせに行けなかったわけじゃないのに。
ちゃんと謝ってくれて…!!
ていうかこのときホント嬉しすぎて泣いてたよ……
まさか4号のエラン君にこんな形で会えるなんて思ってなかったから…
ありがとう!!
忘れないでいてくれてありがとう!!!!!!。゚(゚´ω`゚)゚。
また出てきてくれてありがとう!!
本当に嬉しいよ!!!!
悲しい終わり方をしてしまった彼もこうして思念体となって現れて、想いを告げてハッピーエンドに向けて動いてくれた。
それだけでホントありがたいし嬉しすぎて……
6話のあれから辛くて悲しくて悶々としてたけど、これを見てやっと「好きになって良かったんだな…」って思えた。
今まで好きになったキャラはいっぱいいたけど、(もちろん彼らとの出会いも大事だけど)
ここまで「大好きだ!!」と強く思えるキャラに出会えたのは本当に尊くて幸せ。
出会ってくれてありがとう!!
これからも大好きだよ!!
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