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ゾルゲル
2021年6月17日 07:41
捨てる。ごみを捨てる。“ごみ”という、時代によっても個人の感覚によっても様態を変化させられる柔らかい言葉。「外」に置くべきものと考えられたもの。生活の、仕事の、感覚の、グループの、プライドの、外。ある時描いてみた集合の外側にいたもの。それを決める線はある日突然に現れたりもするし、徐々に形を変えて内側だった領域が外側になったりもする。環境によってその線が変わる、捻じ曲げられる瞬間に