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『群来、春告魚と蜃気楼』札幌座第61回公演
公演の概要
作・演出:清水友陽(劇団清水企画)
出演:斎藤歩・磯貝圭子・泉陽二・熊木志保・大森弥子・木村美結
会場:シアターZOO
主催:公益財団法人北海道演劇財団、NPO法人札幌座くらぶ
駅のそばに建つ老舗旅館。母と娘、そして一等の老犬が切り盛りしている。4年ぶりに開催される北海ソーラン祭り。
旅館に出入りする地域おこし協力隊の男は、「ソーラン節」の猛特訓中。祭り前夜、どこからともなく、カモメの鳴き声がきこえてくる。
ニシン漁師が現れ、群来る海へと男を連れ出し…町の伝承物語の旅が始まる。
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演劇を見るきっかけ
私はここ数年意識して演劇を見るようにしています。
きっかけは俳優斎藤歩さんとの出会いから。
私が以前HTB(北海道テレビ)の番組審議員をしている時、同じく委員をしていたのが斎藤歩さんです。
歩さん見たさ、そして演劇にとても詳しい友人ができたことも背中を押してくれました。生の演劇の迫力に触れながら、時々見ています。
語れるほど観てはいないので情報掲載と簡単な感想の記録とさせていただきます。
感想など
余市が物語の舞台になっている故に、なじみ深く、わかる、わかる…という地名や名物などが多く登場します。
磯貝圭子さんの舞台は何度か拝見しましたが、本当にどんな役も「リアルに生きている人」でいて、そしてユーモラス。
そして久しぶりに舞台上の斎藤歩さんを拝見。この作品は音楽も担当されているそう。歩さんの役柄はニシン漁師。思い出してふふふと笑ってしまう。素敵でした。
熊木志保さん、大森弥子さん、木村美結さん 3人ともそれぞれに素敵だった。「犬」がリアルで可愛かったな~。
そして何より余市に行きたくなりました。夫の実家が美国なので毎回往復余市を通りがかるのですがほぼ寄ったことがなく・・・。フゴッペ洞窟にまず行きたいな。
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終わりに
演劇を見に行くと束のように準備してある、様々な公演のフライヤー。邪魔と言えば邪魔なのかもしれませんが、私は楽しいし好きだな。
映画や演劇は、ついつい後回しになって、意識していないと全然行かなくなってしまう。映画や演劇ってちょっとした旅気分。なかなか旅行にいけない私のエア旅?!です。