あすけんとの占い的付き合い
『あすけん』続いています。一年経った! やった!!(約一年前の記事)
食事記録はちょいちょい適当になりがちだけど、体重と体脂肪だけは基本計り続けています。
記録をつける効果
この緩やかな下降。それでも体重は4㎏減で安定しはじめ、体脂肪もほんの少し最初よりは下がっている。
体重増加しっぱなし2年から、この1年でずいぶん進歩したな…。
食べ方は前の記事と基本変えていません。ただ、食事記録をする中で、カロリー数を考えると私にとってこの食事は量が多いらしいな??? というめぼしが付いて、昼の主食やおかずを調整して食べるようになった。
現状ファミレスの定食が食べきれない。おかしい前はぺろっと一食食べてたのが半分食べたらお腹いっぱいだぞ!?!? という驚愕。
年をとると量を食べられなくなる、というけど、多分、違う。
朝ごはんに外食をすることになったとき、同じぐらいのカロリーの定食を、ちょっと苦しくはあるが…昼夜の食事を調整するか……と概ね食べた。
つまり未だに胃には入る。胃に入る量=体の必要とする量ではないだけ。
適正カロリー…体が必要とする適正量を食べたらちゃんとクリアできる概念だったんだな…。縁遠い何かだと思っていたぞ……。
そんなわけで、自然に食べる量が減ったら、長期的にはグラフが安定した。個人的に働き始めて増えた分は減らしたい…と目指した体重付近をうろうろしているので、これを継続したい。
短期的にはごろごろ体重が増減する。これには要因として2つあると思っていて、まずホルモンバランス的な影響があって避けられないのが1つ。
もう1つはカロリーぶっちぎって食べる日が存在すること。食べないとダメな日がホルモンバランスなり、ストレスのかかり具合なりで発生するので。
そんな日でも、明らかにお腹は求めていないと最近はわかるようになったが、いやいや食べたい気持ちが強いからしゃーなし!! と食べる。なんとなく気持ちが満足し、おいしい。こればっかりはカロリーではない。
そんな風に過ごしていたので、『ダイエット幻想』という本を読んでびっくりした。
私の思ってたのはこれこれ!! こういうこと!!!! いや、言葉になっていなかった思いを率直にいえばいやなんか今日は食事記録したくないな~カロリー無視して食べたいんだもん!!!!である。
気にせずおいしいもん食べたい!! そしておいしい!! つまりこれでオッケー!!
感覚と向き合うために
と言うわけにもいかない。あと別に『ダイエット幻想』はカロリー気にせず好きに食べようって本ではない。数字だけに振り回されると自分の感覚を見失うぞ! っていう本だ。感覚を大事にしよう。
ただこの感覚が優秀なら、最初から自分の身体にとって本当に必要な量をわかっているのなら、就職後に体重が増えることはなかったはずだ。
そもそも平均身長より小さいタイプで、世に出てくる一般的な食事量が平均サイズの人間を基準にしているのであれば、自分にとっては量が多いだろう、と今では推理ができる。
そんな自分が以前一人前をぺろりと食べていたのは、自分はよく食べるほうだしな、と思っていたからだ。
これまでよく食べた記憶のほうが多い、大学時代の飲み会とか、酒が苦くて量を飲めない分、つい食べ物を多く食べていた。量が多くて食べれない、なんて思ったことがなかった。胃も強い。
きっと、単に食べることができてしまっていた。
思い返せば飲み会の終盤、つい食べていたときに、お腹には空きがあったか? 思い出せない。たぶん、空きはなかった。
食べるのは好きなほうで胃も強ければ、味のおいしさだけで食は進む。ストレスを食で解消する傾向もあるのでなおのこと実際必要かに関係なく食べた。そして気持ちは本当に満たされる。
そう、自分の感覚はわりと簡単にあてにならなくなる。
たぶん『ダイエット幻想』で出てくる摂食障害の話と根は同一。人間は周りの刺激に影響を受けて自分の感覚を見失う。それが数字か、目の前の食べ物か、という違いがあるだけで、どちらにしろ感覚を見られない。
感覚を見失っていた私が、身体の必要量という感覚を取り戻したのは、カロリー計算がきっかけだった。
あすけんの食事記録で、目標摂取カロリーを目指して試しに量を減らしてみていたら、量の多い食事を食べようとしたときに、身体に必要な量を食べたからもういらないな、という感覚が出てきた。
それから、私にとってあすけんの目標摂取カロリーは、何食べるか迷うとき、食べたいけど健康な範囲でいたいときに、参考にする指針だ。
占いに似ている。気が向いたときに見て、都合よく使う。この感じがすごく助かる。
事情があって気にせず食べたい感覚があるときには、見ないことにする。気持ち的に必要なことはある。ガチガチに気にしたくはない。
とにかく楽しく生きていたい。
長く、おいしく食べるためにも、普段の食事は無理なく健康を考えたい。その参考にする指針があるのはとても助かる。
なお、運動も楽しく生きるには大事なので、消費カロリーも占い的に使っていきたいところです。
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