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電車広告が本気出してきた

私は毎日山手線に乗って通勤しているのだが、
年明けくらいから電車広告をじっと見ることが増えてきた。

今までは電車の中で画面に映る広告(山手線は数年前からほとんどの電車の中に画面があって、そこで広告が流れている)にはほとんど注意を払わなかだだのだが、最近はじっと見ることが増えた。

それはなぜかというと、単純に面白いコンテンツが増えたからだ。

今までの電車内の画面で放映されていたコンテンツは、企業広告か、天気予報、ニュース、ちょっと目を引くものでも簡単なクイズくらいのものだった。

それが最近では、今売れている芸人が大喜利をやったり、ジェスチャーゲームをやったり、電車の中で少し笑ってしまうようなコンテンツが流れている。

この施策はTRAIN TVといって、電車の中のテレビ局というコンセプトのようだ。

個人的にはこれによって、明らかに画面を見る時間が増えており(代わりに本を読む時間が減っているが)、周りを見ても画面を見ている人が多くなったように見えるので、番組の間に挟まる広告効果は高まっているのではないか。

ただ、広告媒体としては、放映できる広告枠数は、番組の間だけになるのでかなり少なくなるのと、コンテンツも一度見たものは見なくなってしまうので、高頻度で作り続けないといけないことを考えるとコストもかかる。
販売枠も少なく、高コストということは、広告主が出稿する費用はかなり高くなることが想定される。
(テレビの出稿料が高いのと同じ構造になる)

今後、この広告がどうなっていくのかを考えると、販売枠は対象の路線や駅などのロケーションを増やしていくことになると思う。
コストについては、すべてのコンテンツを自社制作すると高くつくので、番組広告のように、広告自体をコンテンツにするか(すでにやっているかもしれないが)、YouTubeのようにユーザーに投稿させる、ないしはYouTube、TikTokからコンテンツ提供を受けるという方向性もあるかもしれない。

また、私鉄各社もこの動きに追随するかどうかをにも気になる。
本当に人気のあるコンテンツをご紹介があれば「あの番組を見るために〇〇線に乗ろう!」なんて人も出てくるかもしれない。(いやないか。。)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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