私は毎日山手線に乗って通勤しているのだが、 年明けくらいから電車広告をじっと見ることが増えてきた。 今までは電車の中で画面に映る広告(山手線は数年前からほとんどの電車の中に画面があって、そこで広告が流れている)にはほとんど注意を払わなかだだのだが、最近はじっと見ることが増えた。 それはなぜかというと、単純に面白いコンテンツが増えたからだ。 今までの電車内の画面で放映されていたコンテンツは、企業広告か、天気予報、ニュース、ちょっと目を引くものでも簡単なクイズくらいのものだ
このVoicyの放送を聞いて、「すごい言語化力だな」と思ったんですよね。 矛盾に向き合って来た人がビジネスで力をつけてきているという話ですが、確かにその通りかもなと。 仕事とは問題解決である。あるべき姿とのギャップを問題と定義すれば、全ての仕事は問題解決と言える。 その「問題」も多種多様である。解決するのが簡単な問題もあれば、難しい問題もある。 簡単な問題とは、概して解決策がすぐに思いつく問題であり、かつ解決策の実行が難しくない問題だと言える。 逆に難しい問題とは、解決
評価の季節がやってきた。 私もマネージャーの端くれなので、この時期は部下の評価でかなり忙しい。 好きな人はあまりいないと勝手に思っているが、私はこの評価の仕事が一番嫌いだ。 他の組織のことを考えず、自由に評価点をつけていいのであれば半分くらい負担は減るのだが、私の属している会社では、点数のすり合わせが行われ、点数調整がなされる。 私の中では、評価の最大の目的はメンバーの意欲を高めることだと思っているので、必ずしも「正しい」評価をすることは最重要事項ではない。 しかし
引き続き、「イシューからはじめよ」を読んで考えたことを。 今日は、解けないイシューにとらわれすぎるなという話。 ビジネスは問題解決だ。 問題を解決することで事業は成長するし、効率的な事業運営が実現する。 意欲的な成長目標と現状のギャップも問題だと捉えればまさにビジネスで求められていることは問題解決だと言える。 そんな中で「イシューからはじめよ」では、解決すべき問題を選ぶことが重要だと説いている。 その解決すべき問題の条件の中に「答えを出せること」というのがある。 難し
売りたい人がいて、買いたい人がいる。そこで行われる市場取引。 ヤフオクやメルカリが出てきて、いよいよ市場取引を行う場が整ってきたところだが、2019年6月にチケット不正転売禁止法が施行され、チケットの高額転売等が禁止された。 なんとなく昔から違法なダフ屋などがあり、よくないことなんだろうなという認識はあったが、あらためてなぜチケットだけが高額転売がダメなのだろうか。 例えば、トレーディングカードを高額で売るのは問題がない。ポケカが特に話題になっているが、信じられない高値
引き続き、安宅和人さんの「イシューからはじめよ」を読んで考えたことを書いていく。 この本で次に気づきを得たのは下の文章だ。 仮説を構築する時に、WHY=なぜか?という表現では仮説にならないと言っているのだが、私はこの文章で言っている意味がよくわからなかった。 なぜなら、そもそも疑問詞が仮説になるわけがないと思っているからだ。 仮説というからには、「どこ?(WHERE)」ではなく「ここ(HERE)」、「何?(WHAT)」ではなく「これ(THIS)」という形式でないと「説」
安宅和人さんの「イシューからはじめよ」 何回も読んできたが、私がVoicyでリスナー登録しているプロダクトマネージャーのshinさんが紹介していたので、あらためて読み返している。 その中で、よく比較されるテーマではあるが、「悩む」と「考える」の違いについて触れられていた。 私の中では「悩む」というのは、同じところでグルグルと考え続け、前進しない状態だと定義していたが、答えを出す意思はある状態だと思っていた。安宅和人さんの定義では「答えが出ない」という前提に立っているとい
私は大きなターミナル駅で毎朝乗換をするので、前から歩いてくる人、横から歩いてくる人とぶつかりそうになる。 当然、ぶつからないように避けるのだが、タイミングが合わなかったりするとぶつかりそうになる。 ぶつかりそうになってギリギリで向こうに避けてもらったりした時には、私は必ず会釈をするようにしている。逆にギリギリでこっちが避けることもよくあるが、そういう時に相手が何もせずに通り過ぎるとその相手が「向こうが避けて当然」と思っているのではないかと一瞬ムカッとする。若干大人気ないが
今の私の仕事は金融サービスの獲得を行うマーケティング部隊の管理職である。 そこそこ人数は多い会社で、いわゆるJTC*というカテゴリだろう。 *Japanese Traditional Company。いわゆる官僚化した古き良き日本の組織。 仕事柄、新商品の企画のようなものを作る機会があって、メンバーとともに資料を作成して、上にプレゼンをするというケースは多いのだが、メンバーが作ってくる資料には毎回、余計な情報が入ってくるのだ。 余計といっているのは、伝えたいストーリー
今まで幾度となく、「アウトプットをしないと」と思ってきた。 が、まともにアウトプットに取り組むことはなかった。それが今回は、具体的に文章を書いてみている。何が今までと違うのだろう。自分でもはっきりはわからないが、今までより課題認識が明確なのは確かだ。 そもそも自分はインプットに偏りすぎ。8割インプットでアウトプットは2割。アウトプットをする場は仕事くらいである。 そのせいなのかはわからないが、最近、頭が整理されていないと感じることが多い。 そこで、文章としてアウトプットす
最近、ネット通販で買い物をした商品が家の前に置かれている光景をたまに目にするようになった。 自分もAmazonで買い物をした時に、特に指定した覚えはないのだが、家の前に品物が置かれていて、品物が置かれている写真が送られてくる。 これ、個人的にはかなり思い切ったサービスだと思っているのだが、どうなんだろう? 盗難が頻発してたりしないのだろうか。 まず、この置き配は運送会社のサービスとして展開していたり(ヤマト、佐川、郵政は展開)、Amazon、楽天といったEC事業者が提供
ビットコインは、価値を一定に保つために、数年に一度、年間の新規発行枚数を減らすイベントがある。それがハービング(半減期)と呼ばれている。 今まで3回のハービングがあり、それぞれ年間の新規発行枚数が半分になってきた。 2012年 50BTC→25BTC 2016年 25BTC→12.5BTC 2020年 12.5BTC→6.25BTC そう考えると、 2024年には、6.25BTC→3.125BTCになるだろう。 ビットコインの発行上限枚数は2100万枚と決められていて、
私は約1年前から、マーケティングの仕事をしているが、私の身の回りには、世の中のマーケティングに関するノウハウや理論を積極的に持ち込む人と、一切受け付けない人がいる。 一切ノウハウや理論を受け付けない人(ここでは実践派と呼ぶ)が一概に悪いとは言わないが、なぜそこまでノウハウや理論を受け付けないのかと不思議に思う。(私はどちらかというと、市中に出回るノウハウを軽々しく使って、浅はかな状態を露呈してしまうタイプだ。しかもこの実践派は感覚的には偉い人に多く、非常に厄介だ。。)