文明の利器に感動を覚える/兎の中の人
日本の夏は年々、暑くなっている気がする。
実は夏の時期に少し養成所がお休みになり、何かしらものを書く時間ができそうだったのだが暑さにやられてしまったのだ。
……おそらく去年も同じようなこと書いていた気がする。
作業場に冷房がなかったのもそうだが、毎年のことながら職場の暑さが尋常じゃない。
徒歩で通うせいと今も続くマスク生活のせいもあり、職場に着くころにはシャワーでも浴びたのかと言うくらいびっしょり汗をかく。
最低のコンディションで仕事がはじまるのが尚のこと良くない気がする。
金がないのは分かる。
とくに電気代が厳しいらしいとは聞いている。
だが節約のためといえ、5月、6月は冷房を入れないスタンスはどうなのだろうと思うが。
―――職場の環境問題はさておこう。
せめて家での環境もいい加減改善しなければいけない。
てなわけで、居間のエアコンの新調と同時にもう一個エアコンをつけることになった。
どうせつけるならばと私が音声の収録などの編集するための作業場にしている仏間にするかとも話が出たが、結果として元祖母の部屋につけることとなった。
正直、私としていつまでも仏さんの目の前でうるさくしているのも忍びなかった。
自分の部屋で全ての作業が行えれば問題はないのだが、いかんせん部屋が汚いのと妹との共同部屋ということもあり防音の設備が整ってないので早々にあきらめている。
―――自分の部屋はまた涼しくなってきたら片づけようとは思う。
……まぁ、きっとまた思うだけで進まないのだろうが……。
それはさておき。
今は主を失った部屋だったが、エアコンをつけ私が作業場として使う分には差し当たって問題はない状況である。
おかげと今年はそこまで暑さに苦しまず、作業を続けられるようになった。
今までエアコン何てぜいたく品だ!
暑さはある程度我慢しろ!
扇風機でなんとかなるだろう!
そう思ってきた我が家の環境も一気に変わった。
―――文明の利器すげぇ。
新たな環境に感動しつつ、この文章を書いていたのが7月……
はて、今はもう8月も終盤ではないか。
秋の虫の声が聞こえ始めて、もう夏も終わりに近づいている。
まぁ、職場は相変わらず蒸し暑く、外の方が涼しい状況が続いているので帰ってきてぐったりとしているせいではある。
……つまり自分のせいでしかない。
エアコンのおかげで快適にすごせても、自分の意識の弱さのせいで筆のスピードは上がることはなかった。
せめて……自分の中のルーティンである動画アップは続けていきたいと思う次第だ。
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