フィンランド旅行に持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの
昨年末、7泊9日でフィンランドに行ってきました!人生初ヨーロッパでフィンランド。今まで海外旅行はほぼアジアしか行ったことがなかったので、10時間以上のフライトも生まれて初めて…!12月のヘルシンキは寒かったけど、とっても楽しい旅になったので良かったです。
ヨーロッパは物価が高いし、円安だし、なるべく現地調達はしないで済むように色々考えて持っていきました。今回はフィンランドに持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの・意外となくてもいけたものをまとめます。
ちなみに、旅程はこんな感じ。ほぼずっとヘルシンキにいました。
持っていってよかったもの
タイツ
タイツは現地でデニムの下に履いていました。デニムだけだと、寒くて外を歩けない!!冷気が肌を刺してきます。結局持っていった分だけでは足りず、現地で1枚買い足しました。
直前の天気予報では0~-5℃くらいの予報だったので、気温だけ見ると北海道民的には「まぁ寒いけどそこまでではないかな」くらい。ただ、フィンランドの-5℃は札幌の-10℃に匹敵するくらいの寒さでした…!!湿度とか、風の違いなのだろうか。(風がとにかく冷たかった…)
手袋・帽子
手袋と帽子も絶対必要。手袋はスマホを触りやすいよう指先が出るタイプにしましたが、これだと寒かった、、、。面倒でも手全体をカバーできるタイプにした方がよかったかも。
帽子も絶対あった方がいいです。イヤーマフより帽子の方がいい気がする。頭が覆われているだけで冷えにくさが全然違います。
ネックピロー
スウェットパンツ
往路はイスタンブール経由だったので、まずは深夜便でイスタンブールまで14時間のフライト。絶対に寝なくては…!と思い、快適に眠るための服装と装備をそろえていきました。
ネックピローは「2023年買ってよかったもの」でも触れた、3コインズの空気で膨らませるタイプ。これは本当~~~にあってよかった。エコノミークラスでもネックピローのおかげでちゃんと眠れました。
リラックスできるようスウェットパンツで行ったのも大正解でした(現地ではそのままパジャマにもなる)。
メラトニングミ
個人的にはメラトニン(眠気を誘うホルモン。iherbで売ってます)も必須。グミタイプだと水がなくてもOKなので楽です。機内食でビール1缶を飲み、メラトニングミを1粒食べたらだいぶ寝付きやすかったのでよかった。
タブレット端末(本・映画などをダウンロードしておく)
とはいえ14時間ずっと寝ているのはさすがに難しいので、暇つぶし用のコンテンツも必要。Kindleでずっと「きのう何食べた?」を読んでいました。Netflixでダウンロードしておいた「ブラッシュアップライフ」も2話まで見た。往路はターキッシュエアラインだったので、機内コンテンツでは日本語字幕がほぼなく、、、トルコ語・英語がメインでした。日系ではない航空会社を使う場合は特に、自分で何かしら暇つぶしグッズを持っていくのがおすすめです。
変換プラグ+延長コード
フィンランドはコンセントの規格が日本と違うので、変換プラグが必要。延長コードも一緒に持っていけば、ひとつの変換プラグで使えるコンセントが一気に増えるので超便利でした!!夫が持ってきていてすごく感動したのですが、海外旅行慣れしている人には常識なのかな…?「変換プラグと延長コードはセットで持っていく」、ひとつ賢くなりました。
日本食・日本茶
絶対3日目くらいで日本食が恋しくなるだろうな…と思い、緑茶とほうじ茶のティーパック、フリーズドライのお味噌汁、カップそばを持っていきました。ヘルシンキに着いた当日は祝日でほぼ全てのスーパー・コンビニが閉まっていたので、非常食という意味でも持っていってよかった。滞在後半になるとだんだん胃が疲れてくるので、お味噌汁が沁みました…
アタック どこでも袋でお洗たく
下着など小物の衣類を手洗いできるグッズ。袋に洗剤・水・洗いものを入れてつけ置きし、何回かすすぐだけです。5Lの水はけっこう重たいのでなかなか重労働ではあるものの、これがあれば靴下や下着などの細かいものを一気に洗えるのでよかった。フィンランドのアパートの浴室にはオイルヒーターのような暖房器具があるので、手で絞って干しておけば一晩でちゃんと乾きました。
UNIQLOのタートルネックセーター
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E450514-000/00
ニットだけど薄くてかさばりにくいし、1枚でもけっこう暖かいのでよかった!冬に北国に行く人にはおすすめです。
ビーチサンダル・水着
サウナに行く人は必須。今回行ったサウナは全部男女共用で、水着を来て入るスタイルでした。水風呂や外気浴は屋外のことも多いので、サンダルも必要です。
現地女性はビキニを着ている人も多くてかっこよかったけど、冬場なら水着はお腹が出ないワンピースタイプが良いと思います(寒いので…)。
ヘルシンキ中心部の観光客が多いサウナはそこまで灼熱ではなかったので、サウナハットはなくても平気かも。タンペレで行った地元民99%のサウナは熱すぎて、サウナハットがなかったら耳が焼けたと思います。サウナハットも持っておくと安心ですね。
持っていけばよかった…と思ったもの
今回は持っていかなかったけど、現地に着いてから持って来ればよかった…!!と思ったものもたくさんありました。
ヒール無しのスノーブーツ
手持ちのブーツが5cmヒールのものしかなく、冬靴だしいけるでしょ!と強行したものの失敗でした。旅行先では毎日15,000歩前後は歩くことになるので、いくら太いヒールで安定しているとはいえ普通に疲れます。途中気温が1度まで上がった日があり、路面が溶けてくるとおしゃれブーツは水がしみて悲惨なことに…。道民ならではの油断が出ました。ちゃんとしたスノーブーツを買おうと思います。
暖パン的なあったかいパンツ
今回はデニム+タイツで乗り切りましたが、それでも寒いのでもっと本格的に冬仕様のパンツがあった方が良かったです。UNIQLOの、裏地がボアになってるやつを買っていけばよかったなぁ。これ+タイツでやっと元気に外を歩ける装備になる気がする。
マフラー、ネックウォーマーなど顔を覆えるもの
持っていくつもりで忘れたもの。冷気が顔に刺さるので、絶対にあった方がよかった…。
塩飴・ポカリスウェットの粉末
サウナに行く方は必須。
タンペレで行ったサウナがあまりにも過酷すぎて脱水症状みたいになってしまい、その後2日ほど体調を崩しました。寒気と吐き気がひどく、日本ならとりあえずポカリスウェットを飲むところですが、いわゆる「スポーツドリンク」がどれかわからず困りました。
サウナで大量に汗をかくと電解質のバランスが崩れやすくなる(はず)なので、水だけでなく塩飴など塩分補給ができるものを持っていくべきだったな。
現地の人がサウナと水風呂の合間にソーセージを焼いて食べていたのは、塩分補給も兼ねていたのかもしれない…
胃薬・整腸剤
フィンランドのごはんは美味しいです。魚介類は新鮮だし、乳製品もすごくおいしい。ただ、やはりクリームたっぷりでこってりめのお料理が多いので、4日目くらいから胃が疲れてきました。胃薬や整腸剤はあった方が安心。
吊り下げられるポーチ
旅行のたびに買うか迷い続けているもの。もう10年くらい迷ってる気がする…。長期滞在だとスキンケア用品も増えるので、一つのポーチにまとめて洗面所に吊るしておくのがやっぱり一番便利だなと思いました。次の無印良品週間で買おう。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344904473
Airbnbホストへのお土産
なんと、今回ヘルシンキで最初に滞在したAirbnbのホスト(大家さん)はクリスマスプレゼントを用意してくれていたのでした。メッセージでヘルシンキのおすすめスポットもたくさん送ってくれて、本当にいい人だった…。
ホストへのお土産を用意するか迷って持っていかなかったのですが、日本のお菓子とかを買っていけばよかったなとかなり後悔。結局手持ちのカップ麺(赤いきつね)と緑茶・ほうじ茶のティーパックを渡したけど、もっとちゃんと選んで持っていけばよかった~~!!特に3日以上滞在する場合は、ホストへのちょっとした手土産はあった方がお互い気分よく過ごせるのかも。次の機会があったら絶対持っていきます。
番外編:なくてもよかったもの
持っていったけど結局使わなかったものも意外とあったので紹介します。
ウエストポーチ
貴重品用の、服の下につけられるタイプのポーチ。フィンランドは治安がいいのと、地下鉄もトラムもまったく混んでない(毎回絶対座れた)ので不要でした。夏場の観光客が多い時期ならあった方がいいのかな?
機内用の足置き
空気を入れて膨らませるタイプの足置き。14時間フライトは過酷だろうと思って持っていったのですが、
往路:座席が狭すぎて足置きを置くスペースがない
復路:機内がガラガラすぎて、4列シートを一人で使えた
で結局一度も開かず終えました。個人的には今後もなくて大丈夫かな。それよりも通路側の席を確保できるかどうかの方が重要な気がする。
余談ですが、復路で利用したJAL便はホスピタリティが本当に素晴らしくて感動しました。去年マリオットボンヴォイカードを作ったのでJALカードは解約しようかと思っていたのですが、とりあえず20代のうちのJAL CLUB EST会員は続けてマイルを貯めようかな。
ハンガー・物干しピンチ
Airbnbでは物干しも全部揃っていたので不要でした。ずっとホテル滞在なら、物干しピンチはあった方が便利かも。
ワンピース
ちょっといいレストランに行くかも…と思い念のため持っていきましたが、寒すぎてスカートでは外を歩けません!!ドレスコードありのレストランも行かなかったので、なくても全然大丈夫でした。
現金
現地のATMで90ユーロおろしましたが、美術館のコインロッカーで1ユーロコインを使った以外は本当に1回も現金を使う機会がなかった!(その1ユーロも返却されたので、厳密には1ユーロも使わなくて済んだという…)
フィンランドはほぼ全てがカード決済で完了するし、しかも基本タッチ決済なのですごく楽でした。ただ、アメックスは使えないお店も多いのでVISAカードもあった方がいいです。
夫婦2人で12月に1週間フィンランド旅行に行ったとき、持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの でした。
フィンランド(ヘルシンキ)は町並みが本当に素敵だし、食べ物もおいしいし、また行きたいな!次はラップランドでオーロラが見たいので、また冬にリベンジしたい。その時は今回の経験をふまえて完全装備で行こうと思います。
この記事が参加している募集
北海道生まれ東京暮らしの社会人。noteでは転職活動のことや買ったもの記録などを書いてます。