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【Podcast】ep.8 「【ソロ活上級者編】クリスマスの夜にじっくり孤独を堪能するための曲3選」(※12/28テキスト追記)

Spotify Podcast(Music+Talk) ep.8 を更新しました。

今週は、

【ソロ活上級者編】クリスマスの夜にじっくり孤独を堪能するための曲3選
(曲をフルで聴くにはSpotifyプレミアムにログインが必要です🙇‍♀️)

年末の浮ついた空気に疲れてしまう、ハッピーなクリスマスソングを聴くと余計憂うつになる、クリスマスはひとり静かに過ごしたい…そんなあなたと私の(笑)ためにそっと寄り添うダウナーな曲を選びました。
孤独に耐性のある方にのみオススメいたします。。

どうぞよろしくお願いします🙇‍♀️

11月にご紹介した楽曲のプレイリストはこちら💁‍♀️


🗒️テキスト版(12/28更新)
◆midnight reflection ep.8


こんばんは。
木曜深夜、いかがお過ごしでしょうか。
おやすみ前のひととき、心おだやかに眠りにつけるような優しく美しい音楽を私目線で選曲し、お届けいたしますmidnight reflection。ナビゲーターは私、Chieがお送りいたします。


改めまして、こんばんは。Chieです。
先月末から部屋にクリスマスツリーを飾ってはみたものの、ちっともクリスマスがやってくる感じがしていないのですが、そんなことを言っているうちにもうすぐ目の前に迫ってきていました。
小学生の間くらいまではクリスマスが楽しかったのですが、10代後半くらいからはずっと、孤独に耐える日みたいな感じで実に寂しいものです。
私の場合は一人で過ごすなら、淋しさにあらがわずに、孤独にどっぷり浸りたいタイプなので、今夜はそんな静かなクリスマスの夜に、そっと寄り添ってくれるような楽曲を選んでみました。もし、同士がいたら、ご一緒していただけると嬉しいです。

♪曲①坂本龍一、デヴィッド・シルビアン「Forbidden Colors

最初にお届けした曲は、坂本龍一、デヴィッド・シルビアンの「Forbidden Colors」でした。
ご存じの通り、曲は「戦場のメリークリスマス」なのですが、こちらは元・JAPANというイギリスのロックバンドのボーカル、デヴィッド・シルビアンが歌詞とメロディーをつけて歌ったものです。このバージョンは映画には使われていませんが、サウンドトラックには収録されています。また、Forbidden Colors=禁じられた色彩というタイトルは三島由紀夫の「禁色(きんじき)」という小説から来ています。
2012年のデヴィッド・シルビアンのインタビューによると、バンドJAPANが解散した後、自分が方向性を見失って、しばらく曲が書けなかった時に、坂本龍一さんとともにこの曲を手がけることになって、そこからほんの少し扉が開いて、急に流れが見え始めた…というようなお話をされているので、そういった意味でも思い入れがある作品なのではないかなと思います。
私は最初にこのボーカル入りの戦メリがラジオで流れていたのを聴いた時に、「え、この曲にボーカルが入っているのがあるの?」と大変驚いたのですが、何度か聴いているウチにこちらのバージョンも好きかもしれない…と思うようになりました。
デヴィッド・シルビアンの名前は、以前L'Arc-en-Cielのhydeさんが好きだと話していたのを、どこかのインタビューで読んだか聞いたかしていて、知っていました。実際HYDEさんソロの最初のアルバム「ROENTGEN(レントゲン)」はデヴィッド・シルビアンに影響を受けて作ったアルバムだとご本人もおっしゃってますし、私はそのアルバムの日本語版と英語版の両方を持っているほど、とても大好きな作品です。
私がデヴィッド・シルビアンの歌声に自然と心惹かれたのは、そんな経緯があったからかもしれません。


さて、みなさまは、絵本の「スノーマン」はご存じでしょうか?

優しいタッチのかわいらしい雪だるまのキャラクターはグッズもたくさんありますし、アニメでも、1度はごらんになっている方も多いのではないかと思います。
私の「スノーマン」との最初の出会いは、中学か高校の時かどちらか忘れてしまったんですけど、期末試験の後の音楽の授業で、この「スノーマン」を観るだけの日があって、それが最初でした。そのとき初めてちゃんとストーリーを知って、観終わった後のやり場のない淋しさが悲しくて仕方なくて、それ以来ちゃんと観たことがありません。
これからお聴きいただく「Walking In The Air」はアニメの「スノーマン」の中で挿入歌として使われている曲で、イギリスの作曲家ハワード・ブレイクによって作られた作品です。実に多くのアーティストがカバーしているのですが、なんとピアニストの巨匠、ウラディーミル・アシュケナージが演奏しているのを見つけて聴いてみたところ、ストーリーを彷彿とさせる、切ないながらもとても素敵な演奏だったので、今回はピアノソロバージョンでお届けしようと思います。

♪曲②ウラディーミル・アシュケナージ「Walking In The Air


♪曲③Yaffle, CeaseTone「Alone

ウラディーミル・アシュケナージ「Walking In The Air」とYaffle, CeaseTone(シーストーン)で「Alone」、2曲続けてお送りしましました。

Yaffleさんは藤井風さんや小袋成彬(おぶくろなりあき)さんをはじめ、数々のアーティストの楽曲プロデュースや映画音楽などを手がけてらっしゃるプロデューサー、トラックメイカーなのですが、今年の2月にクラシックの名門ドイツ・グラモフォンというレーベルから、アルバム『After the chaos(アフター・ザ・カオス)』をリリースされて話題になりました。お聴きいただいた楽曲「Alone」もそのアルバムに収録されています。
レーベルのサイトにあるライナーノーツによると

アイスランドのシンガーソングライター、CeaseToneとのコラボレーションである《Alone》は、レイキャビクで最初に書かれた作品。タイトルの通り、孤独と喪失の音楽である。Yaffleは哀しみの昇華よりも、喪失を悲しむことそのものに意味を見出す。

ユニバーサルミュージックジャパン
『After the chaos』ライナーノーツより

とあって、まさに冒頭でお話したとおり、孤独にどっぷり浸るための音楽だと思って、今夜のテーマにぴったりだったなと思います。


今晩のmidnight reflection、いかがでしたでしょうか。今宵も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
11月に番組でご紹介した楽曲をmidnight reflection playlistとして公開していますので、よかったら併せてお楽しみください。
それではこの辺でそろそろおやすみの準備に入っていきたいと思います。
皆様とはまた来週。お相手は私Chieでした。Have a good-night and I hope you have a Very Merry Christmas!!

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