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2024/2/21 越境~BORDER CROSSING~石田組×SUGIZO
2024.2.21
初めての生 石田組×SUGIZO先生🎻🎸@LINE CUBE SHIBUYA。
(石田組とは神奈フィルのコンマス等々でご活躍のコワモテな人気バイオリニスト 石田泰尚氏率いるストリングス集団です)
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見た目が厳つかろうと、曲が厳つかろうと、決して音が粗くならず、激しくても美しい音で演奏されるのが本当にかっこいい。
キング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』もめっちゃカッコ良かったけど、デヴィッド・ボウイの『Life on Mars?』の方が照明演出、フォーメーションなども含めてボウイ・リスペクトがものすごい感じられて感動した。。
(全体的に生音の石田組に合わせた音量バランスだったと思うけど、せっかくなのでクリムゾンだけはもうちょっとだけ歪んだギターの音が聞こえてきて欲しかったな…というのが個人的印象。原曲のイメージが強すぎるから、やや上品さが勝ってしまってスキッツォイド味が若干もの足りなく感じてしまった。。😅←刺激求めすぎでしょうか…笑)
あと、前半に演ったラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』も、これがネオ・クラシックの醍醐味かもしれない…と思わせてくれるような演奏で、すごい好きだった。
曲をポップス・ロック風にアレンジするとかではなく、あくまでもクラシックのスタイルを保ちつつ、SUGIZOさんのエレキギターの音が美しく絡みあって融合して、新しいパヴァーヌになる感じ。すごいよかった。
石田組も11月に武道館あるらしいけど(かてぃん氏の武道館リサイタルは7月♪)、またこのコラボで聴いてみたいと思った。
ガチクラシックファンの間ではもしかしたら賛否あるかもしれないけど、私的には最近のクラシック界隈のムーブメントは熱くてとても楽しい…🔥
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SUGIZOさんの曲は深海にいるような、イルカの鳴き声が聴こえるような、不思議で気持ちの良い感覚だった。
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