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なぜ「SAVE THE JAM」は成功したのか

SAVE THE JAM - 「印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。」を残したい

ひとつの印刷会社を救うために始まったこのプロジェクトは5,204人の支援を集め、1ヶ月で目標金額の300%を達成することになりました。

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今回のコロナの影響で、たくさんの支援プロジェクトが立ち上がりました。そのなかで「SAVE THE JAM」はなぜこのように素晴らしい結果を残せたのでしょうか?


楽しさを「覚えていた」

『「遊ぶ」って、おもしろい。』をコンセプトに、”孔版印刷”に特化した印刷事業を行っているJAMは、一風変わったコンセプトの印刷事業を展開しています。
わたしははそのひとつ「SURIMACCA」を実際に利用したことがあります。イベントTシャツをみんなで刷り、当日にチームメンバー全員で袖を通したという楽しい体験記憶が残っていたからこそ、SNSに流れてきた支援プロジェクトに気付き「協力したい」という行動につながりました。


SURIMACCAが楽しい理由

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SURIMACCA(スリマッカ)は自由に組み立てられるシルクスクリーンキットで、自分でデザインした版型を簡単にプリントできます。
他の印刷サービスと違うのは、印刷物ではなく印刷体験を提供していること。ものに印刷する楽しさ、作ったものを使う喜びを提供しています。

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まさに「モノ」より「コト」の商品なのです。
多くの人に楽しさを届けてきたからこそ、「楽しかった体験のお返しがしたい」という気持ちがたくさん集まったのではないでしょうか。


リターンもすごい

いくつか用意されていたリターン(寄付の返礼品)の中から、私は「あそびかたろぐセット」を選びました。自分で組み立てるバインダー形式のレトロ印刷の見本帳です。
返礼品にまで「体験」を提供してくれるJAM…すごい…

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組み立て完成品(印刷見本もかわいい)

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ポストカード付き

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いつか、こんな風に人に愛されるサービスに関わってみたいです。

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