夜中に目が覚めてしまったので。
そうだ。こんなときこそ今朝の出来事を書こうじゃないか。
危ないのはこういうなんの変哲も無いアスファルトなのだ。
この時期のわたしはとにかく無防備である。武装解除しているからね。今年は鳴かないなぁ…とは思っていたのだ。
おっと、危ない!
かなり危ないところだった。あと1秒歩いていたらうっかり踏むところだった。
朝からわたしは挙動不審で華麗なステップを踏んでしまったが、とにかく反射神経のおかげて助かった。
昔からドッチボールでは最後まで逃げ回る役だった。ボールを投げるのはまるっきりダメだったわたしはとにかく最後まで逃げる役だった。動体視力が良い。小回りは効くほうだ。だから今年の夏も逃げ切れた。
とにかくセミを踏むのはゴメンだ。
だからアスファルトはキライなんだ。
そこにツクツクボウシがいたのだ。たぶん。
目を背けてしまったが小さめのセミが視界に入ったのだ。
なんで今年は鳴かないのだろう?
クマゼミの次は君たちの出番だろう?
今年は一度も鳴いてない。どうかしてるとしか思えない。不気味だ。このまま秋に向かっていくなんて。春の明石にイカナゴが来なくなったのと同じくらい不気味だ。
偶数年だからか?来年は鳴くのか?
今年はとにかくツクツクボウシの声を聞いてない。なぜ地面にいた?鳴く前に落ちたのか?
別にさみしくない。ただ不思議に思っただけだ。
わたしの苦手な虫のラインナップから1種類でも消えてくれれば嬉しいが、別にそれはツクツクボウシでなくてもいい。彼らは割と無害なほうだ。
蚊の季節が年々ズレている。
夏が暑すぎるせいだ。奴らの活動は25℃あたりに活発になるという。
わたしは夜になるとベランダで蚊取り線香を炊く。わたしは夜に洗濯物を干してしまうからだ。奴らはとても狡猾で隙あらば侵入しようとする。
そしてわたしはなぜか蚊に噛まれやすい。
周りが噛まれてなくてもわたしは噛まれる。
わたしは蚊のタイプなんだろう。
蚊に好かれているのだ。わたしの血が奴らを誘うのだ。
そう…稀血…かもしれない。
鬼滅でも鬼は稀血を好んだではないか。
わたしの血は特別なのかもしれない。
蚊を狂わす何かがあるのだ。わたしは蚊にとってヤバい女なのだ。
小さい頃「世界の怖い話」という本を読んだ。わたしは特に吸血鬼を恐れていた。
ふとんは必ず首まで覆った。夜に吸血鬼に噛まれないために。真剣にドラキュラの存在を恐れていた。と同時に吸血鬼に夢中だった。
ドラキュラでおすすめの映画が2つある。
コッポラー監督の「ドラキュラ」だ。
これは名作中の名作である。とにかく中世の世界観が素晴らしいので「フランケンシュタイン」と合わせて見て欲しい。
もう一つは「ドラキュラZERO」これも切ない話で気に入っている。
わたしは中世の雰囲気とドラキュラに心酔しているのだ。未だに吸血鬼にときめき、恐れている。トランシルヴァニアという言葉だけでときめきMAXである。
いや、なんのはなしですか。ツクツクボウシの話だったはず。ついでに蚊の話になった。
そこからドラキュラだ。夜中のテンションが妄想に偏るのはなぜだろう。わたしは10時に寝てしまったので3時に目が覚めてしまったのだ。いつものことなのだ。
そしてこんな時間にnoteを書いている。
話があちこち飛ぶのは夜中だからだ。
どうか許してほしい。さて、ミルクティーを飲んで、夜中の山番組を観て、交感神経を落ち着かせてからもう一眠りしてみようか。
ああ、もう5時だよ…。なんてこった。