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命の使い方
命とは使える時間だ
日野原重明先生が遺した言葉。
命とは人間が持っている時間のことです
あるドキュメンタリーの「いのちの授業」の場面。子どもたちに、そう話した。
すぐに、iPhoneのメモ帳に残した。
本当にそうだと思った。
忙しく、一日が過ぎていく。365回重ねると、1年が過ぎていく。
人間が生まれて死ぬまで、その1年を幾度も重ねていく。生きる意味など考えても仕方がない、ただその日が過ぎ、歳を取っていけばいい。そういう人もいるだろう。
でも私は、おこがましいかもしれないが、どうしても”命の使い方”を考えてしまう。自分が生まれた意味を少しでも知りたいという興味と、こんな自分でも人のためにできることがあったのだと、そういう人生にしたいと思うからだ。
時間は限られている。
人生100年時代というけれど、それは100年生きた人が言えること。病気や事故で突如として使える時間が無くなった人もたくさん見てきた。
その期限を誰にも知ることはできない。
自分の使命に向き合ってみた
人とそれなりにうまく付き合える。成績や仕事も可もなく不可もなく。突飛な才能もない。
こんな自分に「使命」なんてあるのだろうかとずっと考えてきた。
正直、そんなことを考えるほどたいそうな人間でもないとも思ってきた。
ただ、たった一つだけ20年前からずっと抱いている興味はあった。
それは、”人の人生”への興味。
これが私が映像ディレクターを続けている理由なのだと改めて気づかされた。
テレビって人やものの魅力を、映像化して分かりやすく伝えていくこと。
それをずっとやってきたのだ。モノやサービスだって、もともとは「人の思い」から作られている。
「人」って、肩書や見た目だけじゃない、「味わい」が打ち解けていくたびに出てくる。それが面白いし、その魅力をもっと他の人に伝えたいなって心から思う。
”使命を生きる人”を映像化
テレビ番組を作ってきた。
その経験を生かして、今度はテレビではなくインターネット上をメディアに
映像を作っていこうと決めた。
使命を生きる人に会いたい。私のフィルターを少しだけ通して、その人の魅力を伝えていく。その映像を見た人がこう思う。
この人に会いたい。この人に頼みたい。この人と仕事をしたい。
この動画を作っていくことを、ライフワークにしたい。私は、商品なのにも関わらず番組名のようなものを付けた。
「Beautiful runner」使命を果たすために、時に迷い時に苦しみ、それでも足を止めずに走りつづけている人たち。
これから始まるこの私のプロジェクト。ちょっと大袈裟かもしれないが
これが私の”命の使い方”なのではなかろうか。
これが”使命”なのではないか。
死ぬ前に、答えが出るか、出ないか。
どちらにしても、私も走り続ける。
そして、ここまで読んでくれた方へも聞きたい。
あなたの使命は何ですか?