ゆめうつつ
昨晩、足元で寝ているLuna様を撫でようと暗がりで手を伸ばしながら
彼女を見ると
彼女の足元に黒い子猫が2匹みえた。
1匹は楽しそうに飛び跳ねるとすっと闇に溶けた。
もう1匹は彼女のお腹あたりで寝ていたが、また闇に溶けていった。
目の錯覚かな、飲んでないから酔ってないしな。
Lunaはわたしが知っている限り、2回子供を産んでいる。
はじめて彼女と会ったのは、多分子猫の遺体を見つけた時。
毒を飲んだのか飲まされたのか、そんな感じの遺体の側で彼女と他の子猫が
誰かがおいたしょっぱそうな魚を食べていた。
だから、わたしは彼女を保護するまでは「おかぁさん」と呼んでいたのだ。
彼女の子供たちはどこへいったのか、保護されていたならいいけれどとずっと気になっていた。
亡くなってしまった子はきっと、おかぁさんと一緒にいたいのだろう。
少しうれしかった。
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